2018年12月21日

道徳の教科化や,新しい学習指導要領の告示,昨今叫ばれる教員の働き方改革など,学校教育は大きな転換期を迎えています。そのような状況の中で,先生方に読んでいただきたいおすすめの書籍があります。

米澤光人こと米澤修一先生の著書,『今こそ考えたい学力向上のためにできる新しいこと』です。そのタイトルが示すとおり、教育が大きく動こうとしている今こそ考えたい、学力向上のためにできる施策を考える書籍です。

新学習指導要領で言われる「主体的・対話的で深い学び」や、「小学校英語」、「ICT教育」などの新しい教育関係の動向の解説、教員経験をもつ著者による授業・試験の改善例、全国学力・学習状況調査の結果改善、小中高連携、教員の時間的余裕の無さの改善等、学力向上に関する様々なテーマが掲載されています。

小学校・中学校・高校の先生方や、各学校種の管理職の先生方、教育行政に携わる先生方に向けて、それぞれの立場で実践可能な「学力向上のためにできる新しいこと」を実施するためのヒントが満載です。

ただでさえ時間が無いなかで「新しいこと」を始めるのは大きな苦労を伴うと思いますが、まずは子どもたちの学力向上のために今できることは何かと立ち止まって考えることが、そのための第一歩だと思います。

この年末年始に『今こそ考えたい学力向上のためにできる新しいこと』を読んでみてはいかがでしょうか。本書が、「新しいこと」の実践のきっかけとなればうれしいです。

商品ページ(http://www.shinkyo-pub.or.jp/book/2155.html
広告チラシ(http://www.shinkyo-pub.or.jp/catalog/book_catalog/bc0009.pdf

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