2017年07月13日

6月初めのある土曜日に,近隣の小学校で運動会が行われました。
私事ではありますが,うちにも来年小学校に入学予定の息子がおりますので,
競技の1つ「旗拾い」に参加させてもらいました。

当日,小学校のグラウンドには,近くの幼稚園や保育園に通う大勢の子どもたちが
集まっていました。時間になり,息子も係の先生の指示にしたがって,
緊張した面持ちで列に並びました。
いよいよ自分の番になり,校長先生の号砲でほかの子どもたちと一斉にスタート! 
途中,上級生のお兄さんお姉さんが作ってくれた手作りの旗を拾い,
ゴールにむかってまっしぐら。ゴールした後は,これまた手作りのカラフルなメダルを
かけてもらい,子どもたちは皆満足気でした。

実はその小学校には,以前ある教材の編集委員会で大変お世話になったS先生が
いらっしゃいます。ちょうど旗拾いの列のそばにS先生が見えたので,
「来年から息子がお世話になります」とあいさつをすると,S先生も,
「お待ちしています」との言葉をかけてくださいました。

そのS先生ですが,編集委員会ではいつも積極的に取り組んでくださり,
専門の教科にも豊富な知識をおもちで,本当に立派な先生だなと思っていたのですが,
運動会の最中も,にこやかな眼差しで子どもたちを見つめつつ,
要所要所で子どもたちを大きな声で励ましたり,運動会の円滑な運営のために
奔走したりされていて,そのお姿を見て,本当に全身全霊で教育活動に
打ち込んでいらっしゃるのだな,と感銘を受けました。
私も,「こんな先生のいる学校に入れる息子は幸せだな」とうれしい気持ちになりました。

近年,教員の不祥事がニュースになることもありますが,
子どもたちを本当に温かな眼差しで見ていらっしゃる先生が近くにいることに
頼もしさを覚え,親としても来たるべき息子の小学校生活に期待をふくらませた一日でした。


TY

(13:25)