2013年09月17日

IOCのロゲ会長が「TOKYO 2020」と表示されたカードを出し,
2020年の東京五輪開催が決まったのは,つい先日のことでした。
招致活動に尽力された方々は,前回の招致活動をふりかえり,
さまざまな工夫を重ねて今回の招致を獲得されたようです。
どちらかといえば冷ややかだった都民や国民の支持率も,
招致レースの終盤にきて,だんだん上がってきました。

2020年といえば7年後ですが,
そのころの日本はどう変わっているのでしょうか。

小さなことですが,道路標識が変わるそうです。
たとえば,「昭和通り」という道路の日本語表記の下に
今は「Showa.dori」と表示してあるのですが,
「通り」に対して本来の英語表記であるAvenue(Ave.)やStreet(St.)
を使うようになるということです。
たしかに「Showa.dori」ってローマ字を使った日本語ですから,
外国の方にはわからないでしょう。

すでに小学校5・6年生から英語活動が導入されており,
英語に対する関心は高いわけですが,
オリンピックがくるとなれば,今までにも増して海外の方々との交流も活発になり,
英語に対する関心は高まるのではないかと思います。
そうなると,英語は読めるだけではなく,話せるようになりたいという欲求も高まるでしょう。

また,7年後といえば,私たちにかかわりの深いこととして,
次の新しい学習指導要領が実施されるころではないでしょうか。
そのころの学校教育や教科書がどうなるのか,
7年後といえばそう遠い将来ではなく,もう目前と考えて,
今から考えていかなければならないと思います。

(N)

(18:36)