2007年10月12日

 10月も半ばになり,朝・夕もだいぶ冷え込むようになってきました。9月までの暑さはいつの間にか忘れてしまい,季節はすっかり「秋」だと感じられます。
 さて,現在,私は『信濃子ども詩集』の編集作業をしています。今年で54集目になるのですが,半世紀以上の歴史をもつ詩集の編集を実際にやってみると,膨大な量の作品と毎日向き合うようになり,「あーでもない,こーでもない」と悪戦苦闘する作業の連続で非常に大変な仕事だと感じます。
 しかし,作業の中で子どもたちの詩をじっくりと読んでみると,詩に込められた思いや気持ちが素直な表現で書かれていて非常に興味深いと思います。また,子どもたちは,毎日いろいろなことを考えたり,経験したりしながら成長しているということを読み取ることができます。
 信濃子ども詩集の制作は,期間が短くとにかく忙しいです。しかし,子どもたちの「夢」や「希望」がたくさん詰まった詩を多くの人に伝えるために,気合を入れてもうひとふんばり頑張ろうと思います。

(18:39)