2013年04月

2013年04月26日

先々週の週末,私の住んでいる地区の春祭りが行われました。

実は,今住んでいるところに引っ越してきてまだ2年目なのですが,
人手不足のせいか,私のような若輩者にもお声がかかり,
今年度地区の役員を仰せつかってしまいました。

土曜日は早朝ののぼりたてから始まり,二十三夜塔の神事,
日曜日は子どもの御神輿の組み立て・お祓い,
御神輿の練り歩き,そして直会。

初めてのことばかりで何もわからず,
ほとんど役に立っていなかったと思いますが,
地域の諸先輩方にご指導いただきながら,
なんとかつつがなくお祭りを終えることができました。

毎年恒例のこのお祭りですが,なかなか子ども神輿に
参加者が集まらなくて苦慮しているとのこと。

昨年は30名ほどの子どもたちが御神輿に参加してくれたそうですが,
今年は20名いるかどうかというところで,ここにも少子化の波が
押し寄せているのかと感じました。

しかし,参加してくれた子どもたちはいたって元気で,
少ない人数ながらも笛(ホイッスル)を鳴らしながら太鼓をたたいたり,
大きな掛け声をあげたりと,大いに祭りを盛り上げてくれました。

こういった地域の行事を通じて,
ほかの学年の子どもたちとの交流や地元の大人たちとのふれあい,
地元を大切に思う心など,ふだん学校では学べない何かを
感じてくれればいいな,と感じた一日でした。


秋には秋祭りがあります。

役員の仕事を考えると憂鬱ではありますが,
地元の子どもたちのためにもなんとか頑張ろうと思います!



TY

(16:36)

2013年04月19日

一昨日,道徳の教科化に関する文部科学省の検討案が明らかになったそうです。
それによりますと,2015年度以降には民間が参入した検定教科書を作成し,
学校で使用できるようにするとのことです。

道徳の教科化を検討しているということは聞いていましたが,
本当にそんなことができるのだろうかと半信半疑でいました。
道徳を算数や理科などと同じような教科として扱うには,
いろいろと問題があるのではないかと思っている方も多いのではないでしょうか。
実際,2007年の第1次安倍内閣のときにも道徳の教科化が検討されましたが,
中央教育審議会の中で慎重な意見が多く,見送られた経緯があるそうです。

もし本当に道徳がちゃんとした教科になるとしたら,
どのようなことを教え,どのように評価するのでしょうか。
今すでにある教科をみてみますと,さまざまな内容のものがあります。
例えば,算数のように,どんなことができるようになってほしいかが比較的明確な教科もあれば,
生活のように,こんなことができるようになってほしいという明確な形のない教科もあります。
評価の仕方も教科によってそれぞれちがうわけですから,
逆に,やり方次第で道徳もちゃんとした教科になるのかもしれません。

また,もし本当に道徳の教科書を作ることになったら,いったいどんな教科書になるのでしょうか。
下村文科大臣は,「特定の価値を押しつけるのではなく,学習指導要領のコンセプトに合った偉人伝などを入れて,親も読みたくなるような教材を作り,家庭でも学べる環境を作りたい」とおっしゃったそうです。
そうすると,教科書のもとになる学習指導要領にはどのような内容が盛り込まれるのか,
非常に興味深いところです。

さらに,もし,道徳の教科書を発行することになったら・・・。
このことについては,本当に道徳が教科になったときに考えるとして,
まずは,今後の動向を見守りたいと思います。

(N)

(17:54)

2013年04月15日

気がついたら部内のスマートフォン所持率が7割強になっていた。
電話とメールができればいいやと思っていたし,
きっとうまく使いこなせないとも思うからどうでもいいと思っていた。が…。

先日の宴会の折,
幹事がせっかくプリントアウトしていったクーポン券が使えないということがわかった。
と,部内最年少のYちゃんは,スマートフォンをいじっていたと思ったら,
「違うクーポンがあるみたいですよ。」と言う。
なるほど,そうやって使うんだと思いながら,テレビのCMを思い出していた。
散々彼女を待たせてすっかり機嫌を損ねてしまったのに,
買ったばかりのスマートフォンで彼女が行きたいと言っていたおしゃれなお店を予約して
惚れなおされてしまう,あのCM。
今どきは,そうやっていつでも必要な情報を瞬時に手に入れられなくちゃダメなんだ。
でもメンドクサイ…。

先週金曜日,お花見のあとの帰り道,
いっしょに歩いていたMさんがこれから映画を見に行くという。
「映画かあ,いいなあ。」と思ったけれど,彼女が見ようとしていた映画は,
ちょっとジャンルが違ったので,途中で別れて帰ってきた。でも…,
家に帰って新聞を見ていたら,見たかったあの映画がちょうど同じころの開演で
しかもその日が最終日だったということがわかった。
ああ,いっしょに行けばよかった,と思ったけれど後の祭り。
なるほど,こういうことなんだ,情報を瞬時に手にできないということは。
やっぱり,スマートフォンにしようかなあ。

今は世の中の変化が大きすぎて,本当に先が見えない。
わたしたちの,教材を作るという仕事も大きな過渡期にある。
かつて,今では当たり前のことだが、テストを色刷りにするという話が出たとき,
違和感をもつ“大人たち”に向かって
「今の子どもたちは生まれたときから色の洪水の中にいるんですよ。」と言った若者がいた。
ならば,今,現代の子どもたちは生まれたときから情報の洪水の中にいるということになるのか。
その子どもたちが興味をもって手にし,力をつける教材。
それを作るには,現代の環境,機材を知らなくてはならない。

スマートフォンにしようかなあ,なんて言ってる場合ではないのだ。

(11:52)

2013年04月08日

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我が家では,うさぎを2羽飼っていて,
飼い始めてからもう9年目に突入しました。
うさぎの9歳というのは,人間でいうと70歳だそうで,
もうおばあさんだったことが最近判明し,
エサを5歳以上用に変えてあげたところです。
時々,小屋の中で白目をむいて倒れている(本当は寝ている)
こともありますが,我が家のうさぎたちは
まだまだ元気なようなので,これからも長生きしてもらいたいです。

ところで皆さんはうさぎの鳴き声を聞いたことがありますか?
私も初めて聞いたときは驚きましたが,
なんとブーブーと鳴くのです!
調べてみると,うさぎはいろんな鳴き方をすることがあり,
ブーブーの他にもキーキーなどと鳴く場合もあるそうです。
同じ鳴き声でも喜んでいたり怒っていたりするそうですが,
その時の仕草で区別することができるみたいなので,
今後はよく観察してみたいと思います。

(09:09)

2013年04月01日

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今日は4月1日。多くの学校・企業では新年度のスタートですね。

信教出版にとって4月は,
これまでいろいろな方々にご協力をいただきながら編集してきた学習書の多くが
学校で採用されたり納品されたりする月です。
新しい教科書や学習書が,
児童・生徒のみなさんにワクワクした気持ちも一緒に届けられたらいいなと思います。

写真は,長野市に春の訪れを告げる長野市立図書館の魯桃桜です。
すでに散り始めてしまっていますが,図書館向かいにある信教出版の建物からも
白とピンクの花を愛でることができます。
まだ肌寒い日が続いていますが,季節の移り変わりを感じる風景です。

信教出版では,今年度も先生方,児童・生徒のみなさんの力になれますよう,
ますます精力的に取り組んでいく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。

(11:58)