2019年03月18日

最近ニュースで取り上げられているのですが,知らなかったので,調べてみました。

よくニュースで言われている「キャッシュレス化」というのは,
お店で買い物などをして支払うときに,現金を使わずに
クレジットカードやデビッドカード,プリペイドカードなどを使って支払うこと。
他に電子マネーやスマホを使う決済アプリというものもあり,
ひとことで「キャッシュレス化」と言っても実際には様々な手段があるようです。

そもそも世界中でキャッシュレス化が進んでいるのは,
アメリカのような広い国で現金を輸送する際の危険防止のためとか,
中国などでの偽札偽造防止のためなどの目的があったようです。
大国の事情で世の中が大きく変わるのは世の常ですが,
日本ではどうなのでしょうか。

報道によれば,日本は先進国の中で最もキャッシュレス化が遅れているようです。
その最大の原因は,私たちの現金主義にあると思ったのですが,実際はどうなのでしょうか。
あるアンケートによると,確かに日本人の現金主義もキャッシュレス化が遅れている理由の一つですが,
ほかにも理由があるようです。

最近はスマホによる決済のCMをよく見かけますが,スマホを使うおかげで,
「個人情報の流出が心配」とか「『なりすまし』などセキュリティーが不安」など様々な問題が出てきます。
特にいちばん多かった理由は,「震災時など電気が使えないときが不安」とのこと。
なんと,いちばん不安を感じているのがバッテリーの問題だそうです。
言われてみれば,私も今では当たり前のように毎日スマホを充電していますが,
震災時など,電気が使えなくなったらどうなるのでしょうか。
キャッシュレス化が遅れている背景には,とても現実的な問題があるようです。

それにしても,私は駅の改札を通るときに,
まず券売機の前で老眼の目を細めながら金額の書かれた路線図と財布の中を見比べつつ切符を買い,
それからその切符対応の改札機を探しながら切符を挿入口へ入れて通るのに比べ,
若い人たちがスマホで「ピッ」とするだけで改札を通り過ぎていく姿を見ると,
内心とても羨ましくなります。

脳みそを錆びつかせないために新しいことにチャレンジしたいと思うわけですが,
その一つとして,まずキャッシュレス化に取り組んでみようと思いました。

(N)

(09:47)