2015年10月05日

先日,妻の実家にて,毎年恒例となっている稲刈りの手伝いをしました。

私は,コンバインで刈りとった稲の束を,鉄パイプでつくった
物干しざおのようなところにかけていく「はざかけ」をおもに手伝いました。
1つ1つの稲の束はそれほど重たいものではありませんが,
田んぼ1枚分となると稲束がものすごい数になります。

一輪車を駆使して稲束を集め,ひたすらはざかけしていくことの繰り返しですが,
これをほぼ丸一日やりました。

もうかれこれ6,7回は手伝っているので,要領は大体わかっているつもりでは
ありましたが,ふだんあまり体を動かすことがない私は,
翌日は軽い筋肉痛になってしまいました。

ところで,弊社理科教科書『楽しい理科5年』には,
イネを実験素材として,日光や肥料のある/なしが実の収穫量に
どう影響するのか調べるというページがあります。
イネをバケツに植えて実験をするので,「バケツイネ」と呼ばれているものです。

「植物の成長」の単元のひとコマなのですが,実はこのバケツイネを
実験として取り上げている教科書は,弊社理科教科書だけなのです。
他社でも田んぼでの稲作について紹介している教科書はあるものの,
バケツにイネを植えて実際にやってみているのは,他にはありません。
農業が身近な長野県の教科書ならではの実験と言えると思います。

そのほかにも,弊社理科教科書は,単元の配列順が他社に比べて
独特だったりするところがありますが,これらはすべて
編集委員の先生方の指導実践にもとづいてこのようになっているのであり,
長野県の子どもがいちばん学びやすいようにとの配慮からなのです。

みなさんの学校のバケツイネ,今年はどうでしたか?


TY

(17:49)