2015年06月19日
先日,自宅近くを車で走行中に,道路わきの草むらから
カラスともう一羽の小さな鳥が,ぱっと飛び上がるのが
目に入りました。
何だろうと思った次の瞬間,カラスが口ばしで小さな鳥にアタック!
小さな鳥は道路の上にポトリと落下し,目は開いていましたが
そのまま動かなくなりました。
体の色などからおそらく小さい方の鳥はモズだと思いますが,
大きなカラスの一撃にひとたまりもありませんでした。
私はそのまま車で走り去ってしまったので,モズのその後の運命は
知る由もないのですが,おそらくカラスの食べ物となってしまったことでしょう。
小学校理科6年「生き物と自然」の単元で学習する,
「食う・食われる」の関係を偶然にも目の当たりにした気がして,
そのあとしばらくはカラスがモズにアタックした場面が頭から離れませんでした。
弊社理科教科書には「食う・食われる」に関連して
「シマウマを食べるライオン」や「ノウサギをつかまえたクマタカ」などが
写真で紹介されています。
中でも「シマウマ~」の写真は,骨や肉があらわになったようすで,
ややショッキングではあるのですが,やはり写真よりも今回のように
生で見た場面の方がはるかに強く印象に残ります。
今は便利な時代になり,めったに見られない自然現象なども
インターネットの動画サイトへ行けば手軽に見られるようになりました。
しかし,やはり実体験に勝るものはないとあらためて感じたできごとでした。
みなさんも,梅雨が明けたら外に出て自然観察をしてみてはいかがでしょうか。
驚くような場面に出くわすかもしれませんよ。
TY
(16:00)