2014年05月23日

先日「教育ITソリューションEXPO(EDIX)」に行ってきました。
今回5回目の開催となるこの展示会は,学校・教育関係者向けの日本最大のIT専門展で,
約600社の企業が出展し,3日間の間におよそ26,000人もの教育関係者が訪れるという大規模な催しです。

私も,今回東京でほかの用事があったこともあり,初めてEDIX会場に足を運ぶことができました。

東京ビッグサイト,東1・2ホールの広い会場では,多くの企業のブースがひしめき合い,
パンフレットをもった各企業の方たちが積極的に来場者に声を掛けたり,
説明をしたりしていました。来場者は,それぞれ「官公庁」「大学」「教育委員会」
「出版社」などと書かれたIDカードを首から下げていましたが,
みなさん非常に熱心に説明を聞いたり,展示を見て回ったりしていました。

印象に残った展示のひとつとして,テーブルUIというものがありました。
これは,天井に設置されたプロジェクターからテーブルの上に投影された文字や図形など,
さまざま情報をタッチペンで自由に動かしたり,編集したりできるというものでした。

例えば,数値が入った表(しかも手書き)の下に「グラフ」と書くだけで,
表をもとに折れ線グラフが一瞬で作成されたり,また,折れ線グラフの下に「棒」と
書くだけで今度はそれが棒グラフに変化したり。

ほかにも,タブレットPCとの間でデータのやりとりをしたり,
素材を集めて発表用資料を作ったりということを演示していましたが,
まさに最先端の技術といった感じでした。

もう一つ印象に残ったのは,ある大学の教授による国語のデジタル教科書の
デモンストレーションでのことばです。
その国語のデジタル教科書では,タブレットPCで入力された全児童の解答を,
先生用の画面で児童に見せることなく一斉に見ることができるのですが,
その機能はただ単に先生が子どもの解答状況を把握するだけでなく,
児童の書いた答えを最初に先生がすべて見ることにより,
授業で発言するのが苦手な子にも光を当て,積極的に授業に参加することを
促すことができるそうです。

また,普通であれば,教えるのが難しく子どもも退屈しがちな単元でも,
タブレットPCを子どもに操作させることにより,興味を失わせることなく
授業を進めることができ,なおかつ学習効果も期待できるので,
こういった点でもデジタル教科書を使う意義があるとのことでした。

と,まあ,ほかにも色々と感心したり,驚いたりした展示が数多く
あったのですが,教科書,教材を提供していく立場の我々としては,
感心してばかりもいられません。
これからもアンテナを高くして,何が教育に本当に有効か,
どんなものを弊社として提供できるかを考え,実現させていきたいと思います。

TY

(18:55)