2009年09月24日

いつだったか,図書教材協会の会報に,どこかの教材会社の人が,
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」をマンガで読んだという記事を書いていた。

いま,巷にはマンガがあふれ,いろいろな難しい話もマンガで解説した本が出回っている。
私もマンガは嫌いではなくて,たまに古典などをマンガで読むことがある。

小学生の頃は,
図書館に初めてマンガが入ったということで話題になった「はだしのゲン」や,
友達に借りた「ドカベン」を読んだくらいで,
週刊雑誌などはほとんど読んだことがなかった。

中高校生の頃は,ヒーローもの,青春もの,恋愛ものなど,マンガが巷にあふれてきて,
あだち充さんの作品や「こち亀」,「ゴルゴ13」,「シティーハンター」など,
かなりの時間をマンガにつぎ込んだ気がする。

今から思うとマンガからいろいろな情報を得ていたように思う。
良いことも悪いことも。

ついこの間も,読みたいと思いながら読めていなかったゲーテの「ファウスト」を
マンガで読んでしまった!(あの作品をマンガでというと何か後ろめたい気もする…)

けしからんと思われる方もいらっしゃると思う。
賛否両論。
私は賛成派である。
時間のない人でも短時間で読みきれるし,
私のような古典を苦手とする人にも話の筋は分かる。
もちろんこれだけで文学を云々語る気は毛頭ないが,話題にはついていける。
それだけでも少し世界は広がる。

マンガではないが,ついこの間,出版部で紙芝居絵本というものを作った。
絵の効果は大きいと思う。
イメージを限定してしまう点はあるが,
理解しづらい場面をわかりやすくしてくれたり,
印象づけて記憶に残りやすくしてくれたりする効果もあると思う。

いずれにしても,いろいろな表現方法があっていいのではないか。

(N)

(18:06)