2009年05月01日

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7年に一度の盛儀,善光寺の「御開帳」が開催中である。

連日,長野市内には大勢の観光客の方が訪れ,善光寺のほど近くに位置する
我が信教出版部にもその賑わいぶりが伝わってくるようである。

「御開帳」とは,簡単に言うと,ふだんは宝庫に安置されている
「前立本尊」とよばれる秘仏が,7年ぶりに公開されるイベントである。
本尊と境内に立てられた回向柱は,縄で結ばれており,
柱に触ると本尊に触ったのと同じご利益があるということで,
終日,柱の前には大勢の善男・善女が列をなしている。

善光寺の表参道「中央通り」も,朝早くから夕方遅くまで
観光客と思しき人たちでにぎわっている。
通りの左右の歩道には,色とりどりの花が飾られ,
街路樹のヒメリンゴの木も白い花をつけ,訪れる人たちの目を楽しませている。

少し前までは,春とはいえ気温の低い日が続き,
観光シーズンというにはまだ少し早いかなという感じではあったが,
最近では朝夕若干冷えるものの,日中は暖かな日差しに恵まれる日が多く,大変過ごしやすい。

耳にタコではあるが,「100年に一度の不況」と言われるご時世,
このブログをご覧のみなさんも善光寺を訪れ,
ご利益にあやかってはいかがだろうか。(5/31まで開催中)

そして,善光寺以外にもうららかな春満開の信州をご堪能いただきたいと思う。


写真は先日の花見に行く途中で撮ったもの。
夕方で,しかも雨降りだったためか人も少なく,回向柱にも存分に触ることができた。


我が信教出版部は,新しい教科書の検定出願に向けて今がラストスパート。

神頼みじゃないけれど,御開帳パワーでいい結果が出ますように。

                                 TY

(17:42)