2008年02月15日

みなさまお元気でしょうか?

私は,おかげさまで日々忙しく仕事をさせていただいております。

どういうわけか,この時期は毎年バタバタとしておりまして,
昨年なんかも道徳資料集の改訂作業で,毎日後輩のTくんと
夜遅くまで仕事をしていた記憶があります。
今年は今年で,新刊の本2冊,部分改訂の本2冊の合計4冊を
同時進行で製作するという,自分の中では前代未聞の信じられない状態で,
毎日充実した日々を過ごさせていただいております!

さて,今回の私のブログでは,現在製作中の本の中から,
新刊の2冊について,PRも兼ねてご紹介させていただきます。

まずは『三観一如(さんかんいちじょ)で教育力アップ』(神田米男著)です。

これは,長年に亘り県内の小中学校で教鞭をとってこられた神田米男先生の著書です。
神田先生は,もともとは算数・数学がご専門でしたが,現役時代は,
小学校では家庭科も含めた全教科を教え,中学校でも数学はもちろん
国語,体育,当時の特殊学級を担当されていたことがあるそうです。
また,教壇を離れてからも県下の各校で校長を務められたり,県の指導主事をされたりして,
その後,信濃教育会で事務局長としてお仕事をされていました。

この本の中では,「児童生徒観」「学習指導観」「教材観」という
教育における3つの観点の大切さを説かれ,これらをいわば三位一体とすることで,
教育力が向上すると述べていらっしゃいます。

また,本の後半では,ご自分が現役時代に,実際に学校現場で体験された
エピソードや失敗談,また,文部省海外教育視察派遣団副団長として,
海外の学校を視察されたときのことなどについても書かれています。
これらの内容は,どれをとっても,特に教育関係者の方々には興味深い内容かと思われます。

現在,4月~5月発売を目処に鋭意製作中ですので,ぜひご期待ください!
(本が出来あがりましたら,出版部HP,チラシ等でご案内いたしますので,よろしくお願いします)


もう1冊は,信濃教育会少人数学習指導研究調査委員会編集の
『こうすれば効果があがる少人数学習』です。
現在学校現場では,通常のクラス単位での授業のほかに
「人数均等割」「習熟度別」「ティームティーチング」などのやり方で
少人数学習が行われていますが,本書は,そういった活動をする際に
湧いてくるさまざまな疑問や問題点などに,現場での実践を踏まえてQ&A形式で
答えていこうという本です。

小中学校での算数・数学における実践や,中学校における英語の実践が
詳しく紹介され,少人数学習でお悩みの先生にとっては大いに役立つ本です。

こちらは,部数限定出版で,2月29日発行予定,定価500円です。
すでに予約注文は締切ってしまいましたが,まだ若干予約をお受けする余裕がございますので,
まだご予約でない方は,急いで信教出版部(TEL 026-232-0291)までご注文ください。


現在,上の2冊とも気合を入れて製作中です。最後まで気を抜かずに,
よりよい本を目指して参りますのでぜひともよろしくお願いします。




TY

(17:28)