2007年11月16日

今年も残すところあと1ヶ月ちょっととなり,出版部の内部も徐々に
慌しさを増している今日このごろである。現在,出版部では,中学3年生向けのテスト教材
『実力診断テスト(国社数理英)』の編集作業がピークを迎えつつある。
私は英語を担当しているわけだが,先日,リスニングテストの録音を行った。

この録音,ナレーターとして,長野市内の英会話学校にお勤めの
ネイティブスピーカーの講師の方に毎年ご協力いただいている。
今年も男女1名ずつお願いし,録音を行ったわけだが,実はこれが自分の中では
年に一度の大イベントである。

まず講師の方々を,英会話学校までお迎えにあがり,車で
レコーディングスタジオまでお連れする。一応,大学では英米文学を
専攻してきた私であるが,留学経験もなく,日常的に英会話をすることもないので,
アタマの中で英作文をすることはできても,なかなかスムーズに口をついて言葉がでてこない。
だから車で移動中,交差点で右折しようと,タイミングをはかりながら
車の途切れるのを待っているときに,講師の方に話しかけられたりすると,
「uh, ah..., wait a minute !」となってしまう。
しかし,動揺を悟られては日本男児の名がすたるので,頭のなかで軽く
パニック状態を起こしつつも冷静をよそおい,なんとか車中で自己紹介や
教材の主旨を説明し,無事スタジオ到着。

スタジオには編集委員の先生方2名にも,監督としてご足労いただく。

スタンバイを整え,録音開始。


さすがはネイティブスピーカー。発音上手い!(?)

しかし,お二人ともこのような録音は初めてで,緊張もあるせいか,
読むのがとても速くなってしまったり,つかえてしまうこともある。
そんなときは,ディレクターよろしく私が「あそこをもう一度やってみましょう。」とか,
「No.1とWhenの間にもうすこし間をおいて・・・・」などと指示をしたり,
逆にうまくいった時は「Very good !」とか「Good job !」とか声を掛け,
彼らの緊張をほぐしながら録音を進めていく。
編集委員の先生方はあくまで監督であり,進行は私の仕事だからだ。

この録音,英語で進行しなくてはならないほかにも,
時間内で録音を終わらせ講師の方々を夕方からのレッスンの時間までに送り帰さなくてはとか,
なによりもまず,教材としてちゃんとしたものを作らなくてはとか,
いろんなプレッシャーがごちゃ混ぜになり,冷や汗をいっぱいかいてしまう。

しかし,私はテキトー英語連発であったにもかかわらず,講師の方々が
こちらの意図を汲もうとして耳を傾けてくれたせいか,なんとか時間内に録音は終了。
帰りの車の中ではお互いホッとしたのか,会話が弾む(行きよりは)。


 男性講師:長野市内でおすすめのレストランは?

 私:う~ん,それは難しい質問だ・・・。○クド○ルドとかかな?

 男性&女性講師:それなら知ってる(笑)!

 私:ところで「おやき」って食べたことある?

 女性講師:ええ。結構好きよ。

 私:えっ,ほんと? 僕は好きじゃないなあ。

 女性講師:え~,地元の人なのに!(笑)

とまあ,他愛もない会話に花が咲き,年に一度のイベントも無事終わった。

大事なのは気持ちですよ,気持ち。心を込めれば,英語が苦手でも
言いたいことは伝わりますって。(but,生徒の皆さんは私のように
冷や汗をかかなくてすむよう,しっかり勉強しましょう)


■実力診断テスト(D編)国社数理英 各教科
12月初旬 発売予定  各135円。
長野県高校入試の出題形式と出題傾向に対応。
D編は入試直前予想問題。(A~C編は来年度発売予定)  

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TY

(17:20)