2007年01月26日

ここ最近の教育に関する議論,特にゆとり教育についての様々な意見を耳にするにつけ,
自分が義務教育を受けていたころはどんな感じだったろうと思い返してみると,
そういえば,そのころはまだ土曜日が半日授業だったことを思い出しました。
そのあと,第二、第四土曜日が休みになっていったり,
ちょうどあのころも今と同じ,変化のときだったように思います。

半日は学校でも,やっぱり土曜日の午後のお休みは楽しみでした。
休みの日に何をしていたか思い出してみると,
とにかく自分の好きなことばかりして過ごしていたような気がします。
本を読んだり,ちまちまとお裁縫のまねごとをしたり…
今となっては「もっと外で遊びなよ…」とか,「…勉強は?」とか思ったりもしますが,
結局,現在の休日もそう大差ないので,当時の自分にお説教はできません。
逆に言えば,子どものころに好きになったことは,
大人になっても,けっこう変わらずに好きでいるものなのかもしれません。
何かの役に立っているかは,まあ置いておくとして,
熱中できるものをもっていることは,財産だと思います。

教育が変わろうとしています。
それでも変わらないことは,
子どものころは,「好きなもの」を探せる幸運なときだということです。
この変化のときに教育を受けている,今の子どもたちにも,
大人になってからも好きでいられるものを,ぜひ,見つけてほしいと思います。

                                    HKでした。

(12:06)

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