2006年12月25日

今年も大詰めを迎えた。
年末年始の準備にも手をつけられないまま,
毎日が慌ただしく過ぎて行く。

前回も書いたが,出版部の仕事の,今年の目玉は「道徳資料集」の大改訂である。
しかしながらそれ以外に,毎年改訂している教材もある。
今,校了間近で,忙しく校正しているのは「実力診断テスト」。
5教科それぞれA編~D編まであり,それぞれ出題範囲が決まっている。
D編は高校入試予想問題。ご存知の方も多いと思う。

校正していて思うのは,
中学生のころから遠ざかるにつれて,
忘れた内容が増えていること。
漢字や歴史の年代,数学の公式など,
曖昧な部分が増えた気がする。

使わない頭の部分は確実に衰えていく。
会社の仕事も同じことかもしれない。
パソコンによるDTPの導入で,
本や教材の製作の流れ全体からすれば非常に効率化が進んだように見えるが,
出版部の中の仕事を見てみると,果たして効率化が進んだのか。
また,DTPのおかげで新しい企画が以前より多くうまれるようになったのか。
もう一度見直す必要があるかもしれない。
出版部の今後の進路を左右するかもしれない大事なことである。

(11:48)

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