2006年10月27日

校正という作業をしていると、いろいろな文章を読むことになります。
入社して3ヶ月、まだまだそんなにたくさん読んだわけじゃないですが、
算数の問題集から、道徳の資料集まで・・・
そんな中、ちょっと困惑したことがありました。

・・・感動してしまうんです、読みながら。
さすがに算数の問題を見て泣いたりはしませんが、
道徳資料集なんかの校正をしていると、感動的なお話がいっぱいで、つい涙ぐんでしまったり。
校正というのは、簡単にいってしまうと間違い探しのようなことなんですが、
誤字とか脱字とか、その他もろもろの不自然な点などを、見つけなくちゃいけないんです。
泣いてる場合じゃないんです。
それに、赤ペン握りしめてこっそり泣くのをこらえてるなんて、なんか変な人みたいじゃないですか。

文字面だけを追って文章を読むのは、意外に難しいです。
きちんと間違いを見つけていくには、
冷静な、ハニワのような目をして、赤ペンを握らなきゃいけないのかもしれません・・・

                                         HK

(10:37)

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