2019年06月

2019年06月14日

信教出版は,6月10日が創立記念日である。
昭和22年の会社設立から今年で72年が経った。今や会社より年を取った者は一人もいない。
 
今年の創立記念日は,祝賀会の前段に「本音で我社の将来を考えあう会」と題して,
それぞれが自身の考えを付せんに記し,用意した紙に貼り付けていくという時間を設けた。
当初,意見は出るのだろうか,盛り上がるのだろうかと,かなり心配であったが
そんなことはなかった。よいことも悪いことも,多くの付せんが貼られたのだ。
 
付せんの内容をいちいち記すことはできないが,
一つ大きく感じたことは,皆が将来にそこはかとない不安を感じているということ。
右肩上がりの時代はとうに昔のこととなり,
バブルを知らないスタッフがほとんどだ。(信教出版にバブルはなかったが。)
わたしたちが作る教科書,学習書を使ってくれる子どもたちは,毎年2%ずつ減っていく。
幸運なことに今日の仕事がないわけではない。
それでも不透明な時代の中でその先を考えている,それはよいことだ。
まずは,問題を認識するからこそ,つぎが始まるのだから。
 
もう一つ感じたこと,
それはコミュニケーションの欠如からではないかという付せんが多いということ。
なんだかみんなが気を使いあって,もしくは面倒が嫌で,もう一歩を踏み出せずにいるという感じ。
基本,人と人は会って話をしなくてはいけないと思う。
仕事はさまざまな人といっしょに取り組んでいかなければならない。
気の合う人も,気の合わない人もいるだろう。機嫌のいい時も悪い時もある。
でも,一人ではない,これが会社にいるメリットであると思う。
ちゃんと取り組んでいれば,だれかが手を差し伸べてくれる。
すくなくとも,信教出版はそういう会社だ。(と思っている。)
 
短い時間ではあったが,有意義な時間であった。その後の祝賀会も大いに盛り上がった。
 
70歳まで働け! という時代がきそうである。
ならば,公私のバランスを取り,納得できる働き方をしていこう。
 
こうなったら100周年という声,(生きていたら呼んでね)と心の中で思った。


(19:36)

2019年06月07日

 先月から地元の松本市を離れて長野市へ引っ越してきました。
 以前も一人暮らしをしていたので,家事や自炊等身の回りのことを全て自分一人でこなすことに問題はないのですが,新しい生活,環境に慣れるには時間がかかりそうだなと感じています。改めて家族のありがたみをひしひしと感じています。
 移住して早一か月。休みの日の午前中は洗濯や部屋,トイレ,お風呂の掃除で瞬く間に時間が過ぎていってしまいます。
 それから食事に関しては,決して上手には作れませんが,料理が好きなのと食費の節約のために自炊をするよう心掛けていて,休みの日も今はなるべく外食は避けています。
 そんなこんなで現在は休日も新生活に慣れることに精一杯な状態ですが,少しずつ楽しみながらやっていきたいです。落ち着いてきたら周辺をお散歩したり,善光寺さんへお参りに行く等リフレッシュしたいなと思っています。

 これから私の苦手な夏がやってきます。
 例年「季節外れの暑さ」というワードが飛び交い,先週はまだ新緑の時期で花々が美しく咲き乱れる5月にもかかわらず,全国的に平均気温が30度以上の真夏並みの暑さを記録した日がありました。
 「今年の夏はどうなってしまうのだろう…」と今からとても不安な気持ちで一杯ですが,水分補給をしっかりして食事も栄養が偏らないようにバランスよく摂取し体調を崩さないよう乗り切りたいです。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけください。


(12:28)