2016年10月

2016年10月28日

ここしばらくいろいろな原稿を整理したり,
ゲラを校正したりと毎日忙しく過ごしているのですが,
新聞を見ると,「週休3日」の構想が大手の会社で進んでいるという記事がありました。

内容を見ていくと,「鍵はAI(人工知能)」とあり,
単純な作業や業務をAIに任せることによって週休3日を実現していくと書かれていました。
休みを増やし社員の健康増進をすることはもちろんなのですが,
もうひとつ「創造性豊かな仕事をする。」という目的があるそうです。
人間がやるべきことと機械がやるべきことを考え,
さらに健康増進というとても欲張りな感じがするのですが,
本当に実現するのであれば,
今後の働き方は大きく変わっていくだろうな,と思いました。

さて,来週から11月になります。
この時期,各種研究団体の大会が開催され,
信教出版からも教材や書籍のPRで参加をさせていただいています。
各大会の所定の場所にてブースを開いていますので,
大会にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

(20:24)

2016年10月21日

自宅に猫の額ほどの庭があるのですが,そこで家人がプランターを使ってパセリを育てています。
先月のある日のこと,なにげなくプランターを覗くとキアゲハの幼虫が大小6匹も
プランターのパセリにたかっていました。
「もしかしたら小学校3年の理科教科書にあるようなチョウの羽化を見られるかも」と思い、
幼虫が外敵にやられては大変と,近くにあったプラスチックのざるをプランターにかけて
幼虫を保護することにしました。

それ以降,毎日幼虫を観察してはサナギになる日を楽しみに待っていたのですが,
6匹の幼虫にとってプランターのパセリは少なかったようで,
パセリはみるみるうちに葉がなくなり枝だけになってしまいました。
これは大変,食糧難だとばかりに早速インターネットでキアゲハの幼虫の食べ物を調べたところ,
キアゲハの幼虫はセリ科の植物を好んで食べ,パセリのほかにもセロリやイタリアンパセリなども
食べることがわかりました。
ちょうどスーパーへ行く用事があり,運よくパセリを見つけられたので早速購入。
ネットでは「買ってきたパセリは農薬がついていることがあるので注意」とあったので,
水に数時間さらしてよく洗い,これで一安心とパセリを幼虫のいるプランターに入れました。

ところが翌日見てみると,買ってきたパセリにはまったく手が付けられておらず,
それどころか6匹の幼虫はみんなそこから離れてじっとしていました。
中にはプランターから脱出して土の上にいるものも。
もしかして農薬の影響かと心配しつつ,翌日見てみるとプランターの中に残っていた幼虫は
すべて無残にも息絶えてしまっていました。

今回,たまたま見つけた幼虫でしたが,もしかしたら羽化がみられるかもしれないと
欲を出した結果このようになってしまいました。
ではどうすればよかったのかと思い,あらためてインターネットで調べたところ,
同じような経験をされた方が結構いるようで,やはり食料が足りなくなるので,
狭い場所でたくさんの幼虫を育ててはいけないということがわかりました
(愛好家の方は卵の段階である程度数を絞ってしまうようです)。
もしかしたらプランターにざるなんかかけない方がよかったのかもとか,
自然のままにしておけば何匹かは羽化したのかもとかいろいろ考えさせられるできごとでした。

もし次回があれば,なんとか成虫にまで育ててやりたいです。

TY

(13:29)

2016年10月07日

我社では,学校で先生方に使っていただく諸表簿を製作しています。

ひとくちに諸表簿と言っても,さまざまなものがあります。
日々の児童生徒の出欠状況等を記録する「出席簿」,
児童生徒の健康診断結果や健康状態等を記録する「学級保健簿」や「児童生徒健康診断票」,
児童生徒の年間の学業成績を記録する「指導要録」など,児童生徒の記録をつけるもの。

また,先生方が各自,週ごとの指導案を記録する「週指導案簿」や「保健日誌」,
先生方の休暇の取得状況等を記録する「休暇等整理簿」,
先生方の健康状態等を記録する「職員健康診断票」など,先生方の記録をつけるもの。

さらに,日々の学校での出来事を記録する「学校日誌」や「当番日誌」,
校長先生・教頭先生・事務職員の方々に使っていただく「教務手帳」など。

その中でも,先生方に使っていただく「週指導案簿」「保健日誌」「教務手帳」を
私たちは「ノート類」と呼んでいます。
ノートには,ビニール製のカバーがかかっていて,毎年色や材質を新たに選んでお届けしています。
(ビニールといっても,環境に配慮した素材を選んでいます。)

諸表簿委員の先生によると,3月31日から4月1日の間は,
先生方に配られたノートのカバーの色が学校で話題になるようそうです。
それだけに,委員の先生方も毎年この色を選ぶのに苦労されているようです。

最近は校長先生が使われる教務手帳の色も少し前に比べて明るく薄い色が選ばれています。
先生方はノートの色を見て明るい気分になったり,元気をもらったりすると言います。
もっとも,色の好みは人それぞれで,毎年必ず文句を言う人もいるそうですが・・・。

さて来年のノートの色は何色になるか,ぜひご期待ください。

(N)

(18:09)