2016年08月

2016年08月26日

残暑が続き,まだまだ日中は30度超なのですが,
早くもコンビニではレジの横でおでんが売られています。
この暑いときにおでん? と思ってしまいますが,
最近は,つまみや総菜等で買う人が増えているようで,
コンビニ各社は例年より早く本腰を入れ始めているとのことです。
そういわれてみれば,夕方,コンビニにふらりと寄ったときに
出汁が香れば暑くても食べたくなるような気がします。
暑いからといって冷たいものと決めてしまいがちですが,
様々なデータや,角度を変えた見方と考え方をすると
意外な答えが出るものだなと感じました。

さて,来週からは9月です。
私のカレンダーを見ると委員会,講習会,締め切りが迫っている仕事等,
いろいろな予定で埋まってきました。
過去の経験から,まだまだ先に延ばせるかなと思っていると,
あっという間に予定の日になってしまうことはわかっているので,
今のうちに手を打っていけそうなものは
早めに対応できるように準備をしていきたいと思います。

(17:31)

2016年08月19日

今日は信教出版発行の『Tomioka Diary』を紹介します。
これは『現代口語訳信濃古典読み物叢書2 富岡日記』の英訳版になります。
御存知のとおり,群馬県の富岡製糸場は2014年に世界遺産登録されましたが,
日本の近代化において大きな役割を果たしたこの富岡製糸場について,より多くの読者の方々に,
できれば世界中の人たちに知ってもらいたいとのことでこの企画が始まりました。
英訳版というと「なんだか難しそう」と思って,少し腰が引けてしまうかもしれませんがご心配なく。
辞書はときどき必要かもしれませんが,
高校生の方でも読めるような平易な英文で書かれていますので,ぜひ手に取ってみてください。
著者の和田英が,故郷松代から遠く離れた富岡で,外国人指導者に製糸の手ほどきを受けながら,
全国各地から集まってきた工女たちとともに懸命に仕事に励む様子や,
のちに松代へ帰って「六工社」で後進の指導に尽力する様子がいきいきと描かれています。
ご注文はしんきょうネット,またはAmazon.co.jpまでどうぞ。

This was originally published as “Tomioka nikki”.
The author Ei Wada was born in Matsushiro in 1857
and entered Tomioka silk mill in Gunma prefecture as a mill hand when she was 16.
This is a precious record of workers who were engaged in silk reeling.
You can also find what the life at Tomioka silk mill was like in those days.
Now “Tomioka Diary” is available on Amazon.co.jp.
Please check it out.

(15:44)

2016年08月05日

私の前回のブログは「次期学習指導要領の方向性」というタイトルで書いたのですが,
それから2か月が経ち,8月1日には文部科学省のホームページに
「次期学習指導要領に向けたこれまでの審議のまとめ」いわゆる「中間まとめ」が公開されました。

それを見ますと,すべての学習の基盤となる力として言語能力,問題発見・解決能力などのほかに,
新しく情報活用能力の「プログラミング的思考」が入ってきています。
プログラミングを使った実践授業の例はすでに全国の学校であるようです。
例えばロボットを使って何かの物を目的の場所に運ぶために,
パソコンを使ってどのようなプログラムを作ればよいか。
子どもたちが楽しみながら試行錯誤しつつ学んでいる姿を
文部科学省のホームページでも見ることができます。

プログラムというと難しいイメージがありますが,
すでに世界中ではやっている「スクラッチ」というプログラムは,
小学生にもわかりやすいシンプルなものなので,楽しみながらゲーム感覚で取り組めるようです。
実際に小学生のうちからこのようなプログラムに親しんでおけば,
自然にそのような思考ができるようになるような気がします。

大人でパソコンのプロブラムに苦手意識のある方でも
自分ですんなりとプログラムを作ることができそうです。
学生のころ少しかじったにもかかわらず未だに苦手意識のある私でもできそうですので,
趣味と実益を兼ねて,これから少しずつ取り組んでみようかなと思っています。

(N)

(12:55)