2015年09月

2015年09月24日

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突然ですが,今月,新しい本ができます。
加瀬清志さんが書かれた「子育てが楽しくなる73のヒント」というタイトルの本です。
幼稚園のPTA向けに出されている雑誌に,以前連載されたエッセイがもとになっています。

加瀬さんは,そのエッセイを書かれているときに,子育て中のお母さんなどから送られてくるいろいろな相談や質問などに答えているうちに,幼稚園で講演会を開くようになったそうです。
また,佐久市立図書館の館長も務めていらっしゃったことがあり,そういった様々な経験やご自身の子育ての経験などに基づいてこの本をまとめられました。

まえがきからの引用ですが,
「 (~略~)
様々な経験から,幼児から小学6年生までの子育て中のお父さん,お母さんに,私が子育てについて考えてきたこと,考えていることが少しは役に立つのではないかと思い,この本を著すことになりました。
  (~略~)
 こどもが人としての道を一歩一歩前に進んでいく姿は,かなり昔に大人になってしまった私から見ると羨ましくもあり,危なっかしくもあり,そして,生きることの素晴らしさを教えてくれる愛すべきものです。
 その生きていく過程,成長していく様子を親として見ていけることをしっかりと楽しみ,ときに悩んだり,ときに迷ったり,ときに誰かの意見を聞きたくなったときにこの本を読み返してもらえたらと思います。」
とのことです。

加瀬先生は様々な分野の本を数多く出版されていますのでご存じの方も多いと思いますが,この本もとても読みやすく,また,どこから読んでも,こどもや家族と楽しい時間を過ごすためのアイディアが満載です。

○B6判,240ページ,定価1,200円+税
(※上記はカバーの画像です。)

これからいろいろな場面で宣伝していきますので,
ぜひお手に取ってお気軽にお読みください。
どうぞよろしくお願いいたします。

(N)

(15:42)

2015年09月14日

AIBOを知っているだろうか。
1999年にソニーから発売された,人工知能を搭載した犬型ペットロボットだ。
当時,華々しい宣伝で,AIBOが発売されたことは知っていたけれど,
第1に犬より猫が好きだったこと,第2にやっぱり本物の動物でしょという気持ち,
第3に25万円という価格が自分にとってはぜいたくだったこと,
なにより,新しいもので,どんなものかまったく想像できなかったこと,
こんなことから,買おうとは思わなかった。

先日,テレビでAIBOの修理を請け負う技術者集団の番組を見た。
なんでも,ソニーでは,進化させながら続けてきた生産を2006年に終了,
メンテナンス部門だけは機能していたということだが,2014年にそれも終了。
ところが,その後もAIBOは,“飼い主”のもとで“生きて”いた。

修理を切望する“飼い主”たちの思いをくんでそれを請け負っているのが,
株式会社ア・ファンの技術者たちなのだそうだ。
かつてソニーに在籍していた乗松伸幸氏が立ち上げたこの会社は,
各メーカーの生産終了によって取り残されてしまったお客様への技術者としての「おもてなし」を社是に
活動を続けている。
乗松氏は,番組の中で次のようにおっしゃった。
「技術者たる者,自身が制作したものには,最後まで責任をもつ,という教えのもとに仕事をしてきた。」
胸が熱くなった。

番組を見て,思いもよらなかったことに気づかされた気がした。
機械が壊れるということは,よくわかっていたことなのに,
なぜロボットは壊れないと思いこんでいたんだろう。

AIBOは,“飼い主”に「今日はどうしていたの。」と問われ,
かわいい声で「ボーっとしてた。」などとこたえている。
わが家の生身の猫らは,柔らかくて暖かくてとてもかわいい。
けれども,AIBOのように人間語でこたえてくれることは,決してない。
つい先日,ソフトバンクグループからpepperという“感情”をもった家庭用ロボットが発売され,
あっという間に完売した。
同社のHPには,「pepperがやってきて,家族に笑顔が増える。」とある。

AIBOやpepperの行動が感情によるものなのか,人工知能の計算によるものなのか,それはともかく,
問題は,それを受け取る人間には,心があるということだ。
今後,学校や教材にも“感情”をもった“なにか”が入り込んでくるのかもしれない。
子どもたちは,生身の先生よりも“なにか”を信頼したりしないのだろうか。
長年親しんだ“なにか”のサポートが終了した時,子どもたちはどんな気持ちになるのだろう。

AIBOの顛末は,ロボットが永遠でないということに気づかせ,
キカイとにんげんの未来に新たな問題を提起してくれたと思う。

(15:03)

2015年09月04日

以前このブログで紹介した,ペットのうさぎに,
直径1cmほどのおできができてしまいました。
昔から何度かおできができていて,自分でかじったり、
なめたりして治っていたのですが,
今回はなかなか治らず,病院でみてもらうことにしました。

お医者さんによると,あと2年早ければすぐに手術できたようですが,
高齢のため,麻酔に耐えられるかは半々のようです。
ただ,手術しなくても命にはかかわらないそうなので,少し安心しました。

当のうさぎは,あんまり気にしていないようで,
毎朝のお仕事(出勤準備をしている私のズボンの裾を噛む)もかかしません(笑)
とりあえず,今回は元気そうなので様子を見ようと思います。

(17:37)