2015年04月

2015年04月24日

少し前の話になりますが,3月の下旬に新年度の教材のPRで
長野県内の各小中学校を訪問させていただきました。

PRしたい教材はたくさんあったのですが,
弊社として,それから私個人的にも特に重点的にPRしたかったのが
『小学校テスト』です。
私は4教科あるうちの理科を担当していますが,
以前にその理科テストについてご意見をくださったある先生にも
新しくなった理科テストをご覧いただきたかったので,
早速その先生の学校を訪問しました。

採択見本を見ていただきながら改善点などを説明し,
以前その先生に頂戴したご意見も改訂に反映していることなどを
お話したところ,大変好意的なご感想をいただき,
前向きに検討してみるとおっしゃっていただきました。 

数日後,どきどきしながら理科テストの受注状況を調べていたところ,
その先生の学校からもご注文をいただいたことがわかりました。

現場の先生方のご意見を反映させながら,
本当に役に立つ教材をつくりたいという気持ちで
日夜編集作業にあたっている私たちのおもいが通じたような気がして,
大変嬉しい出来事でした。

さて,新しくなった理科テストですが,以下の点が今まで以上に使いやすくなりました。

 ・イラストや写真がさらに充実。より大きく印刷されてさらに見やすく。
 ・設問の意図がよりわかりやすく。必要に応じて設問文に下線を追加。
 ・思考力や表現力を高める「説明しましょう」の問題を設置。
 ・「知識・理解」「技能」「思考・表現」の出題順を統一。採点作業がよりスムーズに。
 ・見え方の多様性に配慮し,カラーユニバーサルデザインに対応。
 ・得点集計ソフト「あさひ先生(全教科で使用可能)」がさらに進化。

もっとたくさんPRしたい点はありますが,このくらいにしておきますので,
詳しくはWEBへどうぞ。

『小学校テスト』は,理科のほかに国語,算数,社会があります。
どの教科のテストも,基礎・基本の学力をきちんと評価できる役に立つテストに
仕上がっております。
ぜひご採択のほどお願いいたします。


TY

(14:44)

2015年04月20日

今月10日の夜に城山公園で花見をしました。
今年は3月後半にだいぶ暖かくなったせいか,
サクラの開花が昨年より早かったようです。
幹事がちょうどいい時期に花見の会を設定してくれたおかげで,
ほぼ満開のサクラを見ることができました。

ところでサクラは日本人がこよなく愛する花の1つですが,
4年前の東日本大震災の被害にあわれた地域では,
津波が到達した地点にサクラの木を植えることによって,
今回の災害を後世に伝えていくというプロジェクトがあるそうです。
100年や1000年に一度来るといわれている津波を今後伝承していく目印として,
サクラがこの地域を見守るという役目を果たしていくわけです。

サクラの花そのものは弱く可憐な花ですが,
歌にもなった「花は咲く」ということが多くの人々に希望や力を与えてくれる,
そういう自然の力にあらためて驚かされます。

わたしたちは,この花を毎年この時期に何げなく見ていますが,
毎年何げなく見ることができることが
どれだけありがたいことでしょう!

(N)

(14:22)

2015年04月14日

イメージ 1

3月に児童書を1冊発行しました。信教出版にとっては,約10年ぶりの児童書です。
すでにホームページでご紹介していますので,読んでくださった方もいらっしゃることと思います。
駒ヶ根の古田切の交差点で,飼い主の女性と10年間,
子どもたちの登校を見守り続けたレオという一匹の犬の物語です。

レオのことを知ったのは,新聞の記事でした。
記事に目がいったのは,私が動物好きだったからかもしれません。
なんだかとってもあたたかい気持ちになり,いいお話ができそうな気がしました。
思い切って,飼い主の川端さんに連絡したところ,出版をご承諾いただくことができました。
新聞記時を読んで1か月ほどたっていましたが,
あとからお聞きするとベストなタイミングだったようです。
新聞記事が出た直後,東京の放送局から取材の申し込みがあったそうですが,
ちょうど川端さんのお宅が忙しい最中で,断ってしまったとのことでした。
でも,その情報が系列のラジオ局に流れ,長野では視聴できませんでしたが,
毎週日曜日の朝の「ハートデリバリー」という番組で薬師丸ひろ子さんが
レオと川端さんと子どもたちのことを紹介してくださったそうです。
また,私が伺った直後,やはり本にしたいという申し出があったと聞いています。。


お話を紡いでくださった長井理佳さんは,
長野県読書感想文コンクールの課題図書になった『黒ねこ亭でお茶を』の作者で,
ほんわかとしたやさしいお話を書かれる方です。そのほか作詞も手がけていらっしゃいます。
挿絵を描いてくださった小林葉子さんは,飯田市在住の方で
信教生活教科書の挿絵や,とうげの旗の表紙,挿絵,その他の単行本でも活躍されています。
生き生きした子どもたちをあたたかいタッチで描いてくださいます。

お話の内容は……。
レオと子どもたち,そして飼い主の川端さん。(お話の中では早希さん)
丁寧に綴られた毎日に自然と心がほころんでいくでしょう。

動物が好きな方もそうでない方も,子どもも大人も,
日々の様々なできごとに疲れてしまった時,読んでほしい1冊です。




(14:23)

2015年04月03日

4月を迎え,平成27年度が始まりました。
今年度から,小学校では新しい教科書が使われ始めます。それに伴い,教科書に対応した教材も,各出版社より新しいものが出ています。

信教出版では,理科と生活科の教科書を発行しておりますし,新しい教科書に対応した教材も編集していますので,昨年度は平成27年度に向けて,たくさんの労力と時間をつかって作業を進めてきました。

無事に新年度を迎えることができて,まずはほっとしています。

一方で,4月はその年度に学校で使う教材の採択が(すべてではありませんが)決まりますので,「多くの先生方,児童生徒の皆様にお使いいただけるかな」とドキドキする時期でもあります。

現在は様々な教材会社があり,そこから多くの教材が出版されています。

信教出版の教材は,長野県の先生方のご意見・ご要望を反映させながら編集を進めておりますので,より長野県の先生方や児童生徒の皆様にとって,役立てる教材になっているのではないかと思っております。
魅力的な教材作りを目指し,これからも努力を重ねてまいります。

今年度も,信教出版をよろしくお願いいたします。

(13:18)