2014年06月

2014年06月27日

本日は,信教の「夏休み」の納品お約束期限です。長野県の学校の先生方,休み帳のご注文はもうお済みでしょうか。

「夏休み」は,信濃教育会編集,信教出版発行の,長野県の定番の夏休み帳です。

信教の休み帳が大切にしていることの一つは,学習習慣の確立です。
毎日少しずつ,学習を切れ目なくコツコツと出来るようにすることを目指しています。

それがいちばん表れているのが,カラーの大きな計画表。
行事ややりたいことを記入して,それをもとに,休み帳をどのように進めていくか計画を立てることができます。学習だけではなく,生活のめあてを記入する欄もあります。

主体的な学習も,規則正しい生活習慣も,まずは計画を立てるところから。
最終日になってあわてて宿題に取り組む,なんていう「夏休みあるある」にならないよう,休み帳の計画表を活用していただけたらと思います。


休み帳本体も,楽しく学習が進められるような工夫があります。

もし,いかにも「たくさん勉強しなさい」と言わんばかりに,「○○問題集」というような表紙があって,問題だけがずらずらと印刷された休み帳だったら,ページを開くのも嫌になってしまいそうです。

信教の休み帳は,問題だけではなく,工作のページや,長野県にまつわる民話,古くから伝わる長野県の行事などが紹介されています。表紙や裏表紙には,長野県の児童のみなさんの作品が,たくさん掲載されています。

同じ長野県の友だちの作品例から刺激を受けることもあるでしょうし,民話から先人の知恵を学ぶこともあるかもしれません。

休み帳ですから,基礎学力の定着させるという目的もありますが,それだけではなく,学習習慣・生活習慣の定着をめざし,楽しく学習が進められるようにと編集されたのが,信教の休み帳なのです。

まだ,休み帳のご注文がお済でない先生がいらっしゃいましたら,品切れ等の心配がございますので,出来るだけお早めにしんきょうネットまでお問い合わせくださいますよう,お願いいたします。


休み帳の紹介PDFはこちら
http://www.shinkyo-pub.or.jp/catalog/text_catalog/tc0001.pdf

株式会社しんきょうネットのホームページはこちら
http://www.shinkyo-net.co.jp/

(14:13)

2014年06月23日

6月12日からFIFAワールドカップが開催されています。
4年に1度の大会ということで,開催前からとても楽しみで,
サッカー好きの友達とブラジルに日本の応援に行こう!
と計画していたのですが,仕事の都合で行けませんでした。
今回もテレビ観戦で我慢したいと思います…。

日本の次の試合は25日のコロンビア戦で,
グループリーグ最後の試合です。
決勝トーナメント進出には勝つことが最低条件なので,
勝利を目指して,頑張ってもらいたいです。
朝5時から試合開始ですが,
早起きして日本代表を応援したいと思います。

がんばれニッポン!

(18:33)

2014年06月13日

群馬県の富岡製糸場が今,日本中から注目を集めています。
去る4月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産の登録勧告を受けたことは
多くの方がご存じだと思います。
今月まもなく開催される世界遺産委員会にて,登録の正式決定となる見込みだそうです。

さて,信教出版では,現代口語訳・信濃古典読み物叢書②『富岡日記』を発行していますが,
4月の登録勧告以来,問い合わせや注文が増えてきています。
信教出版ホームページの紹介には,
「長野市松代出身の和田英が,明治6年,15歳で群馬県富岡町の官営富岡製糸場に伝習工女として入場,
近代日本萌芽期を活写した回想記。」とあります。
私もそうでしたが,読み始めるとすぐに,
英さんの親しみやすくイキイキとした語り口調にひきこまれてしまう方が多いのではないでしょうか。
まさに「口語」,まさに「活写」。大変読みやすいです。
まだ年若く,松代からほとんど出たことのなかった英さんが,
初めて見聞きする事柄やさまざまな体験を,誠実に,そして喜怒哀楽豊かに伝えてくれます。
製糸場内での生糸生産にかかわる具体的な記述は歴史的資料としても重要で興味深いのですが,
失敗談なども書かれていて,英さんの飾らない人柄を垣間見ることもできます。
タイトルの「富岡日記」の他に,松代に戻り指導者としての日々を綴った「富岡後記(抄録)」,
英さんのお母さんの教えがわかりやすくまとめられた「我母之躾」も収載しています。

本の紹介ページはこちらです。→ http://www.shinkyo-pub.or.jp/book/8255.html
この機会にぜひご一読ください。


そういえば,上信越道の富岡IC付近だったかと思いますが,
「富岡製糸場を世界遺産に」と書かれた,
マユの形をした巨大なオブジェのようなものを目にしたことはあるでしょうか。
いつからあるのかわかりませんが,だいぶ前からあるように思います。
世界遺産登録が正式決定した暁には修正されるのだろうか…と,ひそかに気になっています。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」がユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載されたのが
平成19年だそうですが,地元ではもっとずっと前から運動,応援していたと思いますので,
この巨大マユを造った方々も感慨深いのでは…なんて思いをめぐらせてしまいます。
みなさんも上信越道の富岡付近を通るときは,巨大マユに注目してみてください!

(17:23)