2014年05月

2014年05月30日

緑がまぶしい季節になり,屋外での活動が楽しくなってきました。
私は,釣りでよく山に出掛けるのですが,
美しい緑で囲まれる川辺にいるととても気持ちがいいです。
また,爽やかな風やウェーダー(釣りで履く胴長靴)を通して伝わる水の冷たさが,
忙しい日々で疲れている体と心を癒してくれます。

しかし,趣味に夢中になり過ぎるのもよくないようで,
先日,いろいろなものが祟って風邪をこじらせてしまいました。
熱が下がらず,咳が長引く……。医者に行って説明すると,
「まあ,君の責任だね。」とやや厳しめに一言。
「……すみません。」と反省しながら治療を受けました。
医者に謝ったのは何年振りだろうか。
とにかく,何事もほどほどに。

さて,先週は出張で「教育ITソリューションEXPO」に行ってきました。
「教育ITソリューションEXPO」とは,デジタル教科書や先生向けの製品,
また子どもの安全を守るIT製品など教育現場に欠かせない最新のIT技術を
見ることができる日本最大の教育関係者向け専門展示会です。
会場では,デジタル教科書を使った模擬授業やタブレットPCで手軽に行うドリル教材など,
近未来の教育を見学したり体験したりすることができました。
どの製品も,子どもたちが楽しく授業ができる機能や,
学習に集中できるように工夫がされており,とても感心しました。
また,指導する先生にも使いやすく便利な機能が充実しており,
「ここまでやるの?」と驚くものがたくさんありました。

多くのものを吸収でき,大変充実した出張になりましたが,たくさんの課題ももらいました。
「10年後,20年後の話だからまだいいだろう。」と思っていると,
あっという間においていかれてしまいます。
未来の教育を想像しながら日々の業務に励んでいけるように
いろいろと情報を収集したり積極的に学んだりしたいと思います。

(13:10)

2014年05月23日

先日「教育ITソリューションEXPO(EDIX)」に行ってきました。
今回5回目の開催となるこの展示会は,学校・教育関係者向けの日本最大のIT専門展で,
約600社の企業が出展し,3日間の間におよそ26,000人もの教育関係者が訪れるという大規模な催しです。

私も,今回東京でほかの用事があったこともあり,初めてEDIX会場に足を運ぶことができました。

東京ビッグサイト,東1・2ホールの広い会場では,多くの企業のブースがひしめき合い,
パンフレットをもった各企業の方たちが積極的に来場者に声を掛けたり,
説明をしたりしていました。来場者は,それぞれ「官公庁」「大学」「教育委員会」
「出版社」などと書かれたIDカードを首から下げていましたが,
みなさん非常に熱心に説明を聞いたり,展示を見て回ったりしていました。

印象に残った展示のひとつとして,テーブルUIというものがありました。
これは,天井に設置されたプロジェクターからテーブルの上に投影された文字や図形など,
さまざま情報をタッチペンで自由に動かしたり,編集したりできるというものでした。

例えば,数値が入った表(しかも手書き)の下に「グラフ」と書くだけで,
表をもとに折れ線グラフが一瞬で作成されたり,また,折れ線グラフの下に「棒」と
書くだけで今度はそれが棒グラフに変化したり。

ほかにも,タブレットPCとの間でデータのやりとりをしたり,
素材を集めて発表用資料を作ったりということを演示していましたが,
まさに最先端の技術といった感じでした。

もう一つ印象に残ったのは,ある大学の教授による国語のデジタル教科書の
デモンストレーションでのことばです。
その国語のデジタル教科書では,タブレットPCで入力された全児童の解答を,
先生用の画面で児童に見せることなく一斉に見ることができるのですが,
その機能はただ単に先生が子どもの解答状況を把握するだけでなく,
児童の書いた答えを最初に先生がすべて見ることにより,
授業で発言するのが苦手な子にも光を当て,積極的に授業に参加することを
促すことができるそうです。

また,普通であれば,教えるのが難しく子どもも退屈しがちな単元でも,
タブレットPCを子どもに操作させることにより,興味を失わせることなく
授業を進めることができ,なおかつ学習効果も期待できるので,
こういった点でもデジタル教科書を使う意義があるとのことでした。

と,まあ,ほかにも色々と感心したり,驚いたりした展示が数多く
あったのですが,教科書,教材を提供していく立場の我々としては,
感心してばかりもいられません。
これからもアンテナを高くして,何が教育に本当に有効か,
どんなものを弊社として提供できるかを考え,実現させていきたいと思います。

TY

(18:55)

2014年05月12日

今年のゴールデンウィークは土日にかかっていたため,
まとまった休日が2つの期間に分かれてしまい,
いつもよりお得感がやや低かったように感じた。
それでも,せっかくだからいつも行けないところへ行こうと思い,
新しいE7系新幹線に乗って,日帰りで東京に行ってきた。

当日朝のニュースで,伊豆大島近海の地震が報道され,
交通機関はどうなるのかと不安もあったが,
とりあえず長野駅に行き,確認したところ,
ほぼ平常通りに運転されていたため,東京へ行くことにした。

いちばん印象深かったことは,スカイツリーのエレベーターの静かなこと!
地上350メートルの展望デッキに上がるのに50秒ほどかかるが,
振動が全く無く,地上「○○○m」という表示がなければ,
上っているのか,下っているのか,あるいは止まっているのかさえ
わからないのではないかと感じた。
技術の進歩には目をみはるばかりである。

一方で,報道などでは,「今のこの時代にこんなことが起きるのか…」
と思わせられる出来事が起こっている。
技術の進歩はいいことだが,それを使う人間は
もっとしっかりしなければならないと感じたゴールデンウィークであった。

(N)

(14:33)