2013年05月

2013年05月24日

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上の画像は,Twitterで友達が投稿していたもので,
この中に正方形がいくつあるか? という図形のクイズです。
「31個見つけたら人材,35個は天才,40個以上はア○プル社の
面接行ったほうがいいらしい」という文章も書かれており,
ネット上では少し話題になっていました。

投稿した友達は,「35個見つけた! 天才(笑)」と書いてあったので,
私は40個以上見つけてやる!! と勝手に対抗心を燃やし,
挑戦してみた結果,40個は見つけられましたが,
それ以上は,見つかりませんでした。

このクイズは,ちゃんと数えれば40個は見つかるようで,
41個以上は,少し特殊な考え方をしなければ見つからないそうです。
どうしてもわからない方のために,答えを掲載しているサイトや,
41個以上の正方形について書いてあるサイトもあるので,
時間がある方は是非挑戦してみてください。

(17:44)

2013年05月21日

先日,「舟を編む」という映画を観ました。
2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの作品を映画化したもので,ご存じの方も多いと思います。
『大渡海』という国語辞典を長い年月をかけてつくり上げていく,その過程が物語の軸となっています。
辞書ではありませんが同じく編集に携わる者として,映画の公開を楽しみにしていました。

劇中,主人公をはじめ辞書編纂に関わる人たちが見せる言葉へのこだわりや好奇心,
気の遠くなるような作業を真面目にコツコツとこなしていく姿を見て,
客観的に考えるととても地味な仕事だと思いながらも,なんだかとてもわくわくしました。
常に言葉の採集カードを持ち歩き,新しい言葉に出会うとその場で語釈とともに書き留めていく…。
ある意味ワーカホリックにも見えますが,自然とそうせずにはいられない主人公の気持ちが
なんとなくわかるような気がしました。

編集作業は,カードに書かれた膨大な言葉たち一つ一つを吟味し,
まずどの言葉を載せるか(新語,逆に使われなくなってきている言葉,専門用語などをどこまで載せるか),
そして他社の辞書と同じ記述にはならないよう独自性を出しつつ,どのような語釈を載せるかを検討し,
その後校正を何度も繰り返します。
でき上がったときには,企画立ち上げから15年の月日が経っていました。
完成した辞書『大渡海』を万感の想いで見つめる主人公の姿には,「よくやり遂げた!」と
思わず拍手を送りたくなります。

信教出版ではさすがに15年とまではいきませんが,
教科書や学習書の改訂も数年がかりでやっているものが多いので,
時間をかけて作り上げたものへの愛しさや達成感,そしてどんなに真剣に取り組んでいたとしても
「もっとこうすればよかった」という少しの悔いが残ることはよくわかります。

現在平成25年ですが,先日社内で,27年度版,28年度版の学習書についての話し合いがありました。
27年度の発行に向けて,すでに24年度から改訂の具体的な検討を始めている学習書もあります。
新聞や雑誌と比べると,なんと遅い歩みかと思いますが,
制作に時間がかかっている分長く使ってもらえるような,
堅実で信頼される本をつくっていきたいと思います。

「舟を編む」は,辞書編集の話の他にも,主人公の成長や恋愛模様,
周囲の人たちとの出会いや別れのエピソードなどが織り交ぜられて,
派手な展開はありませんが心温まる物語です。
興味をもたれた方はぜひご覧になってください。おすすめです。

(13:28)

2013年05月10日

5月に入り,汗ばむ陽気になるかと思いきや,寒い日が多いです。
連休中も最後の日を除いて気温が上がらず,
テレビに表示される天気予報の警報・注意報の欄には,
「霜」の文字がよくありました。
なんだか落ち着かない天気に悩まされる昨今ですが,
たまには長袖シャツを捲りたくなるような気持ちのいい日が続いてほしいです。

さて,先日,Amazonに出品する商品の第2期候補が決まりました。
現在は,『共に学び共に生きる』『川田殖講演集』『信州教育とはなにか』『足もとの生涯学習』
など計12品を出品していますが,第2期は,『信濃古典読み物叢書』『典座教訓新釈』『ちゃんときいて!』
など24品を追加し,第1期と第2期を合わせて計36品になる予定で進めています。

Amazonに商品を出品して,インターネットを通して商品の販売を試みてから約半年が経過しますが,
本当に効果が出ているのかはまだ分析ができていませんので,はっきりとしたことが言えません。
しかし,より多くの方のニーズに応えられるように頑張っていきたいと思いますのでご期待ください。

今後も引き続きよろしくお願いいたします。

(13:50)