2012年12月

2012年12月28日

今年も残すところあと数日となりました。
信教出版では年末年始の休みを前に慌ただしい日々が続いています。
学校教材の編集というと,
「じゃあ,(新年度直前の)3月頃が一年で一番忙しいの?」などとよく言われますが,
そうではありません。
学校の新年度に合わせた教材については,秋から冬にかけて,繁忙期となります。
秋が編集作業のピーク,そして年末はその仕上げの時期にあたります。
というのは,学校で教材採用の検討の際に見ていただく「見本」は,流通や営業上の都合もあり,
4月直前ではなく1月下旬にはもうでき上がっていなければならないからです。
そんなこんなで,紅葉やクリスマスのシーズンはあっという間に過ぎ去り,気がつけばもう年の瀬…
といったことの多い毎年です。

さて,今日が年内の仕事納めという方も多いかと思いますが,信教出版も明日からお休みに入ります。
今年一年,信教出版に関わってくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。
みなさま,よいお年をお迎えください!

(09:33)

2012年12月21日

 今年もあとわずかになりました。
 毎年思うのですが,一年というのは,とても早くあっという間に過ぎてしまう気がします。

 さて,今年一年を振り返ってみると,
 私においては,何かと忙しくバタバタとしていたな,と思います。
 特に,ホームページリニューアルの作業が始まった6月ごろからは,
 ほぼ毎日調べごとをしたり,作業をしたりしていたためとても大変でした。

 しかし,前向きに努力した甲斐があり,暫定的ではありますが
 無事にホームページリニューアルをすることができました。
 また,通常の業務も何とかこなすことができましたので,
 とりあえず「ホッ」と一息ついています。
 
 まだ,やり残したことや課題があり,決して満足のいく結果は得られていません。
 来年は,それらとしっかりと向き合いながら頑張っていこうと思います。

 少し早いですが,今年一年,お疲れ様でした。

(16:34)

2012年12月14日

今年も『ひろがる読書』の編集作業が始まりました。

この本には,長野県読書感想文コンクールに応募された作品の中から,
金賞に選ばれた約50作品が掲載されています。

小学校1年から中学3年生までの読書感想文が載るのですが,
どの作品もみずみずしい表現で綴られており,感想文を読んでいると
思わずその本を読みたくなってきたり,鋭い感性にうならされたりする
ことがしばしばあります。

今回の金賞作品の中で特に印象に残ったのが,小学4年生の
男の子が書いた作品です。

読んだ本の内容を,自分と2歳年下の妹との関係に重ね合わせ,
妹とけんかをしたときにはついきついことばを言ってしまったり,
ほかの友だちがいるところでは照れくさくて冷たくあたって
しまったりすることがあるけれど,本当は妹のことを大切に
思っているという気持ちを素直に表現しています。

とくに,妹が生まれたとき,自分はまだ2歳だったけれど,
妹が生まれてきてとてもうれしく感じたことを今でも覚えており,
生まれたばかりの妹が小さな手で自分の指を握ってくれて大切に
したいと思ったという部分は非常にほほえましく感じました。

このほかにも,『ひろがる読書』には優れた読書感想文が満載です。

残念ながら,この本は金賞受賞者と長野県内各小中学校に1冊ずつ
贈呈されるのみで,一般向けに販売はされないのですが,
読書感想文の書き方の参考として,また,面白そうな本と出会う
きっかけとして大いに役立ちますので,県内の小中学生のみなさんは
ぜひ学校の図書館で探してみてくださいね(県立長野図書館にもあります)。

『ひろがる読書第35集』は来年2月発行の予定です。


TY

(18:57)

2012年12月10日

先日,第四回目の諸表簿委員会がありました。
来年度用の週指導案簿,教務手帳,保健日誌等のノート類や
出席簿の校正をしていただきました。
先生方には,詳細に,かつ複数の目で確認していただきました。
カレンダーや必携資料等,最新の情報を掲載してお届けいたします。

ノートといえば,カバーの色は,
毎年気になるところだと思います。
一年間毎日使うノートのカバーの色というのは,
使ってくださる先生方にとってはとても大切なもので,
日々の先生方の心持にも影響があるのかもしれません。

色は,人によって好みも違いますので,
すべての人の気に入る色をすべてご用意するのは不可能です。
いただいたご意見をもとに,
少しでも多くの人の気に入ってもらえる色を
委員会で選んでいただいております。

ちなみに,今回は新しい色見本を取り寄せ,
今までより多くの色見本の中から
来年度のカバーの色を選んでいただきました。
どんな色になるかは,こうご期待ください。

(N)

(20:05)