2012年10月

2012年10月29日

秋も深まり,すごしやすい気候になりました。
「スポーツの秋」「読書の秋」などと言われるように,
何をするにもいい季節です。
また,秋といえば「実りの秋」ということで,
いろいろな秋の味覚が店頭を賑わせ,
実りの秋を堪能してもらおうというイベントも
たくさん催されているようです。

私が例年,この時季になると気になるのが「そば祭り」です。
何年か前に行った戸隠のそば祭りでは,
事前に購入したそば猪口を持参すると何軒でも「振る舞いそば」が食べられる,
という企画があり,マニア(?)にはたまりません。
これは有名なので,ご存知の方も多いと思います。

この週末に行った須坂の有名な小妻屋のそば祭りでは,
乾麺のそばのつかみ取り,3分以内とり放題というイベントや,
気軽にできそうなそば打ち体験のコーナーもありました。
このほかにも,いろいろな地方の「そば祭り」があるようですので,
これからも毎年の楽しみにしたい思います。

また,「実りの秋」の代表的な果物としてリンゴやブドウなどがあります。
一年を通して,この時季にはこれが食べたくなるというものがありますが,
それを毎年食べられるということは,なんと幸せなことかと思います。
作っておられる農家の方々に感謝です。

ところが,今日の新聞に気になる記事がありました。
日本人の「果物離れ」が進んでいて,先進国の中でも食べる量は最低水準とのこと。
リンゴの消費量が減っている理由の一つが「皮をむくのが面倒」とは!
「果物離れ」だけでなく「魚離れ」「米離れ」「野菜離れ」で,
行き着く先がファストフードとスナック菓子とは!
と思いつつ,自分の生活を振り返ってみますと・・・,
かなり侵食されています。

見直せるところは,見直していきたいと思います。
(N)

(09:40)

2012年10月23日

信教出版は,10月1日に一般社団法人に移行いたしました。
それを機にホームページのリニューアルを予定していましたが,
やっと先週末,公開することができました。

信教出版のホームページは,平成10年に誕生し,
今回のリニューアルで,5代目になります。
今では当たり前のインターネットを通じた情報公開ですが,
最初はどういうものなのか,どう活用したらよいか
なかなか実感をもって理解できませんでした。
そんな中で,自分自身もインターネットの情報を便利に利用するようになり,
どんなホームページにしたいかを具体的に考えられるようになったと思います。

新ホームページでは,知りたい情報をすぐに見つけられるホームページ,
タイムリーに情報をお届けできるホームページを目指しました。
信教出版では,昨年来,オンデマンド書籍,電子書籍も手掛けるようになりましたが,
今回のリニューアルで,amazonからも弊社書籍がお求めいただけるようになりました。
(一部ですが)
お待たせしていた,中学校用要録サポートも本日UPいたします。
Twitterも開始しました。(フォローお願いします!)

お気づきのことがありましたら,ぜひお知らせください。
どうぞ,よろしくお願いいたします。

(08:39)

2012年10月09日

先日,組合旅行で群馬県にある伊香保温泉へ行ってきました。

突然ですが,「伊香保」という名前の由来をご存知でしょうか。
その語源はアイヌ語のイカホップ(たぎる湯)からきているとか,上州名物のイカヅチ(雷)と,燃える火(ホ)と関連があると伝えられているそうです。

旅行では,有名な観光名所の石段街を歩いてきました。
石段の両側には,温泉旅館や土産物屋,遊技場(射的など)が軒を連ねており,石段の上には,伊香保神社と呼ばれる神社もあります。
ちなみに石段は全部で365段あるので,全部のぼると結構疲れます。

旅行から帰ってきてからわかったことですが,石段には十二支のプレートが埋め込まれているそうなので,プレートを探しながら歩くのも楽しいと思います。

また,石段街の真ん中あたりには与謝野晶子の詩が刻まれた石段や,足湯もあるので,気になる方はぜひ足を運んでみてください。

(17:09)

2012年10月05日

長かった残暑が終わり,キンモクセイの香りただよう季節になりました。
この香りと少しの肌寒さで,秋がきたなと感じます。
道を歩いたり自転車に乗ったりしていると,
芳香で初めてその存在に気がつくことが多くありますが,
けっこういろいろなところに植えられているなあと思います。
咲き出した桜の花を見たときにも,同じようなことを思いますが,
いかに普段周りに目を向けていないかがわかります…。
仕事は徐々に忙しい時期に入ってきましたが,
周囲の変化や季節の移ろいも気にかけつつ,心豊かに過ごしたいものです。


さて,深まりゆく秋におすすめの,信教出版の本をご紹介したいと思います。
知識欲を満たしてくれる本も魅力的ですが,
秋の夜長にじっくり味わいながら読む,こんな本はいかがでしょうか。

きくらなるみ著『いま,中学生に心の詩(うた)を』

長野県内で教職に就かれていた木倉成實先生による六十余りの詩を収めています。
どの作品にも,生徒を真っ直ぐに見つめてきた木倉先生ならではの,
リアリティがあり,厳しさや温かさがあります。
そして作品は,木倉先生から中学生へのメッセージであり,
揺れ動く中学生の心の内を代弁しているものでもあります。
まえがきに,木倉先生はこう書いています。
「この詩集を手にされる中学生のみなさんが,
一つの詩,一つの詩の中のたった一行,たった一つのことばにでも心がとまり,
これからの人生を生きていく上で,少しでもお役にたてば,
わたしにとってこれ以上の喜びはありません。」
中学生にと書かれた本ですが,
中学生という時代を通ってきた大人の心にも,ずしんと響くものがあります。
素直になれないけれど割り切ることもできない,
多感で不安定だった時代の記憶が呼び起こされます。
「自分もそうだった」「うまく言葉にできなかったけど,こういうことだったんだ」
と共感できる作品が,中学生にも大人の方にもきっとあると思います。
児童・生徒の保護者の方々にもおすすめです。
お子さんと読み合ってみてはいかがでしょうか。

きくらなるみ著『いま,中学生に心の詩(うた)を』 B6/並製/180ページ/1,000円(税込)
お求めは「しんきょうネット」まで

(09:34)