2011年09月

2011年09月09日

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昨日,9月8日の信濃毎日新聞朝刊「斜面」で,信教出版発行『のびゆく郷土』が取り上げられた。
『のびゆく郷土』は小学生向けの社会科資料集で,
おもに4年生で長野県の学習をする際に,県内の多くの学校で活用していただいている。
善光寺で,『のびゆく郷土』を手に長野見学に来ている小学生を見かけたと,
先日信毎の方から問い合わせがあった。

今年度,改訂新版としてリニューアルした『のびゆく郷土』。
新版では,「長野見学のときに役立つページがあるといい」という編集委員の先生方の意見をもとに,
「県庁のある長野市」と題し新たなページを作成した。
イラストマップや写真を中心に,善光寺を含む長野市街地の様子がわかるようになっている。
おそらくこのページを学習してくれたのだろうと思うが,
私たち編集者は作ったものを実際に使ってもらっている場面を見る機会はなかなかないので,
持参し見学していた児童の話を聞き,本当に使ってくれているんだという思いと,
荷物としてはやや重い104ページの資料集を長野まで持ってきてくれているんだという思いで
とてもうれしかった。
わたしは5年ほど『のびゆく郷土』の担当をしているが,昨日は編集委員の先生方から電話やメールで,
「新聞見た?」「うれしいね」「よかったね」と声をかけていただいた。
たいへんご苦労いただいた先生方も喜んでくださったことがまたうれしかった。

編集の信州社会科教育研究会の先生方の手によって,昭和34年から続いてきた『のびゆく郷土』は,
今年で52年目になる。
これまでの年月のうえに今があるのだと考えると身が引き締まる思いがするが,
「斜面」で書いていただいたように,
この本で学んだ子どもたちが将来,郷土を熱く語るきっかけになってくれたら,
そして県歌「信濃の国」のように,郷土への想いをつなぐ存在になってくれたらうれしく思う。

(15:39)

2011年09月06日

残暑が厳しく,日中は,まだまだ汗ばむ陽気が続いています。
しかし,日が暮れるのが早くなったせいか,
夜間の気温がぐっと下がってきたような気がします。
季節の変わり目,皆様体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
私は,既に夏バテと風邪でダウンしてしまいました。

さて,9月に入ると,私の仕事は急に忙しさが加速します。
今年度においては,まず,2週目の終わりに『第58集 信濃子ども詩集』の原稿が2分冊分まとめて入ります。
そして,下旬には,平成23年度版『春休みの学習』の原稿が入ります。
その他にも,平成24年度版の中学校道徳資料集『わたしの築くみちしるべ』について最後の詰めがあるなど,
目が回る勢いで仕事が進んでいきます。

ここ2,3年,毎年忙しいスケジュールの中で過ごしていますが,とにかく疲れます。
また,スピードと正確性の両方を求められるため,神経がとてもピリピリします。
しかし,先生方より預かった大切な原稿を形にしていく作業ですので,
何としてもやり遂げなければなりません。

忙しいときだからこそ,いろいろな真価を問われるのですが,
体調とスケジュールの管理は十分に注意していきたいと思います。

(11:55)