2009年10月

2009年10月26日

今年の春先,発生が確認されて以降,またたく間に世界的大流行となった新型インフルエンザ。
ここへきて国内の流行が一段と激しさを増し,各地での症例が連日報道されています。

秋は教材の編集シーズン,ということで,
編集にご協力いただいている先生方にお集まりいただくことが多いのですが,
最近では,先生が二人以上集まると,必ず各校のインフルエンザの流行ぶりが話題にのぼります。
「先生のところ,インフルエンザどうですか?」
があいさつ代わりと言っても過言ではないほど。
実際お話をお聞きすると,県内の地域問わず,
学級閉鎖や学年閉鎖などの対応がとられている学校が多いもよう。
音楽会が中止になったり,開催はするけど自分たちの合唱以外はマスク着用のため全校合唱はしない,
修学旅行に行けるか行けないか,ギリギリのところで様子を見ながら調整をしている,
など,現場の先生方の苦労が増しているようです。
授業の進度にも影響が出てきており,
特に受験を控えている中学3年生に対して遅れが出ないよう苦慮されている姿がうかがえます。


そんな,学校での流行の余波が信教出版部にもやってきました。
予定されていた中学生の職場体験学習が中止になってしまいました。
なんでも,学習に来る予定だった2学年での発生はまだないものの,
きょうだい関係などもあり,万が一に備え大事をとっての中止だとのこと。
事前の打ち合わせのため社に足を運んでくれたりもし,
当の生徒さんたちにとっては残念だったと思いますが,
今年から担当することになっていたわたしとTさんも,
少々緊張しながらも楽しみにしていたので残念な気持ちです。

わたしはとりあえず季節性のインフルエンザの予防接種は済ませましたが,
みなさんもくれぐれも流行にのらないようお気をつけください。
ちなみに,うがい薬を使ってうがいをする習慣は今までありませんでしたが,
やってみると思いのほかすっきり気持ちがいいことを発見。
みなさんもぜひ!

(10:48)

2009年10月09日

 10月に入り,朝と夕方がだいぶ冷え込むようになってきました。9月中は「暑いな……」と感じる日があったのですが,季節は正確で徐々に秋が深まっているようです。また,秋が深まってくると,「食」に関する情報がにぎやかになります。先日,別所温泉の方へ出掛けたのですが,「きのこ」に関する旗をよく見かけました。旗のあるお店に立ち寄り,しばらくお店の中を覘いたのですが,特に目立っていたのは「松茸」でした。お土産にと考え,財布を取ると,中身がほとんどありませんでした。最近,銀行に行っていないことに気がつき,「肝心なときにないな……」と少しため息をついてその場を後にしました。
 さて,秋が深まる頃と言えば,私の仕事の中で『信濃子ども詩集』が最も忙しくなります。9月の初旬に原稿を受け取り,10月の2週目のはじめに,ようやくすべて印刷所へ出稿することができました。毎年のことなのですが,たくさんの作品に目を通して仕事をするため,後半のほうはだいぶ疲れます。しかし,原稿である子どもの詩を見ることで癒され,「もうひとふんばり」とがんばることができます。
 現在は,原稿を印刷所に出稿して少し手が空くようになったので,56集の表紙のデザインを考えています。出来上がり次第,出版部のホームページに掲載できるように準備していきます。また,10月中に賞状と購読の募集封筒を各学校に配布する予定になっています。封筒が届きましたら,是非ご購読をご検討いただきますようお願いいたします。なお,信濃子ども詩集は,予約限定出版になっており,締め切りは,11月20日(金)になります。ご注文の際は,お早めにお願いいたします。

(19:04)

2009年10月02日

イメージ 1

先日(8/31),弊社より「~音と映像でつづる~ 長野県歌 信濃の国」が発売になりました。
発売以来,大変好評をいただいており,新聞報道のおかげもあってか
早くも発売から1か月にして増刷が決定しました。
ご購入いただきましたみなさまには,この場をかりて御礼申し上げます。

この商品は,信濃の国の合唱+オーケストラ演奏にのせて,
信州の自然風景が映し出されるDVDと,
みなさんで合唱する際にお役に立つピアノ伴奏などを収録したCD,そのピアノ伴奏の楽譜,
歌詞のブックレットの4点がセットになっております。

DVDについては,今年1月,県内のアマチュアカメラマンで組織される
NHK長野ビデオクラブが制作し,県内の全小中学校,特別支援学校などに寄贈されたものです。
また,DVD,CDに収録されているオーケストラ演奏や合唱は,
長野県小諸高等学校音楽科&賛助演奏のみなさんによるものです。

「信濃の国」については,
「長野県民であればだれでも歌える」
「長野県民は宴会のシメに必ずこの歌を歌う」
「日本一有名な県歌」
などとよく言われますが,私自身はそれまでこの曲については,
覚えやすくていい曲だなと思ってはいたものの,さほど関心があったわけではありませんでした。

しかし,この企画を担当することになって,
画面に映し出される信州の自然風景を見ながらこの曲を聴いて,
あらためて「いい曲だ」「信州人でよかった」と感慨を覚えました。

「信濃の国」の歌詞は全部で6番まであり,
信州の自然風土,産物,名所,県出身の偉人などについてふれています。
曲調も,1曲の中に明るく勇壮なメロディーと,おだやかで流れるようなメロディーの両方があり,
とくにテンポが遅くなり曲調ががらっと代わる4番などは,斬新な展開で趣が深いと思います。

この商品,DVDとCDが2枚組みになって1,260円(税込)というお求めやすい価格のせいか,
お一人で2本3本とご注文くださる方もたくさんいらしゃいます。
また,県外にいる親戚にも送ってやりたいからと,
たくさん購入いただいたお客様もいらっしゃいました。

まだお持ちでない方も,この機会に長野県民の心のふるさととも言える
「長野県歌 信濃の国」をぜひお求めください。

中味についての詳しい内容は
信教出版部HP(http://shinkyo-pub.or.jp)をご覧ください。

ご注文は(株)しんきょうネット(TEL 026-233-1135)までどうぞ。


TY

(13:57)