2008年09月

2008年09月26日

 9月も終盤になり,朝と夕方は冷え込むようになってきました。ちょうど1ヶ月前は,暑さに朦朧としていて「秋は本当にくるのかなあ…」と思っていたのですが,時期になるとちゃんとくるんですね…安心しました。
 さて,先日,55集『信濃子ども詩集』(以下,詩集)の原稿をいただき,いよいよ詩集の制作が忙しくなってきました。毎日,児童・生徒の作品を校正して本冊のレイアウトを作成していますが,何百もの作品があるためさすがに疲れます。ただ,一息入れながら,各作品を見ると,どの作品も個性豊かでとても読み応えがあります。また,自分の気持ちを素直に表現しているため,場面ごとの光景や書いてくれた子どもたちの表情などが伝わってきます。

 いろいろと大変な作業が続くのですが,もう少しで低学年版のレイアウトが完成します。また,10月の1週くらいまでには高学年も終わりそうです。本冊のレイアウトが終わったら,次に表紙のデザインを検討する予定にしていますが,でき次第出版部のホームページに掲載できるようにしていきたいと思います。
 たくさんの思いや気持ちが詰まった詩集をぜひ,多くの方の手に取っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(追記)
 もう9月も終わり…ということは,川釣りは「禁漁」になります。したがって,土日の休日しか釣りができないことを考えると,今年はあと2回しか残っていません。今年最後の場所は,どこにしようか検討中ですが,おそらく1番足を運んだところになるのかと思います。
 さて,今年最後の川でどんな出会いがあるのか楽しみです。

(21:02)

2008年09月19日

イメージ 1

先日,仕事関係のある団体で一泊二日の旅行に行ってきました。
目的地は,長野県南部の南信(なんしん)と呼ばれる地域でした。

1日目は,伊那市内の,寒天製品で有名な某会社の工場直売店で買い物をしたり,
有名なお寺などを回ったりし,2日目はなんと登山をしました。

しかし,登山と行っても本格的な登山ではなく,ロープウェイで頂上付近まで登り,
あとは徒歩で散策するという初心者でも安心なコース。

まずは,ロープウェイの駅があるところまで専用のバスで,30分ほど山を登ります。
そこからロープウェイに乗り,約5分で頂上の駅へ。駅舎から出るとそこに見えたのは…,

感動の景色!

恥ずかしながら,名前も知らずに登ったその山は,宝剣岳。
これは「千畳敷カール」と呼ばれる斜面です。

ちなみに弊社から発行している道徳資料集『わたしたちの道 3』に,
「信州のしぜん」という資料が掲載されているのですが,
これはまさしくその11ページの写真と同じ場所の景色です。

ちょうど時期もよかったのか,緑あざやかな景色にすっかり心を奪われ,
日常ではなかなかお目にかかれない壮大な眺めにすっかり
リフレッシュさせてもらいました。

旅行というと,とかく遠くばかり目指しがちですが,
地元も捨てたものではありません。
むしろ,灯台下暗しで,地元のよいところは案外見落としているかもしれません。

「信州のしぜん」も再読し,地元・信州へのおもいを新たにしました。


TY

(15:34)

2008年09月12日

我が家に,一気にたくさんの仲間が増えたのは,
2カ月ぐらい前のことである。
本会のある先生が,ご自宅で飼われているスズムシの幼生を持ってきていて,
たまたま行った私に少し分けてくださった。
気軽にいただいてしまったのだが,今まで飼ったことがなかったので,
飼育方法をいちいち先生に聞きながら,とにかく飼ってみた。

ホームセンターで水槽と赤玉土と小さな板を買い,近くの公園から石を拾ってきた。
そして,赤玉土を入れた水槽の中に板と石を設置して,彼らのすみかを作った。
また,ホームセンターで「スズムシのえさ」を買ってきて,彼らに与えた。

最初は,ちょっと不気味で,おっかなびっくりだったが,
えさは食べたか,土は乾いてないか,暑すぎることはないか,
次第に気になってきて,毎日世話をするようになり,愛着がわいてきた。

もらったときは数ミリ程度の大きさだったのが,
今では2~3センチほどに成長して,
元気よく,“やかましく”鳴いている。
えさもよく食べるようになった。
先生の話によると,キュウリやキャベツ,リンゴも食べるらしい。
リンゴのように甘い物をくれていると,
より長い期間鳴いているらしいが,どうだろうか…

これからも継続的に観察して,
何か発見があったら,また報告したいと思う。

(N)

(18:40)

2008年09月06日

イメージ 1

7月の初め,愛猫に異変を感じ,
(そろそろ予防注射の時期だし,ついでに診てもらおう)と病院へ行ったところ,
命にかかわる病だという。
「このままにしておきましょう」といわれたが,とてもそんな気になれず,
セカンドオピニオンを求めもう一軒の獣医にいくも,
「どうしても手術したいのであればやりますけど…」などといわれ,
それでも何とかしたいと思い,一縷の望みを抱いて千曲市の動物病院をたずねた。
「今なら,大丈夫ですよ。はなちゃん(猫)いっしょに頑張ろうね」
…思わず涙がこぼれた。

7,8月の週末は,ほぼ病院通いだった。
どうしても平日に行かねばならぬこともあり,早退したり,
仕事後,家に帰り猫を連れ,終了スレスレの病院へ駆けつけたり,とっても疲れた。
手術の日とか,容態が思わしくない日は,自然と涙目になってしまった。
お金もかかった。(健康保険のありがたみがよくわかった。)

手術は結局二度におよび,彼女はげっそりと痩せてしまい,
(もともとチビで,3キロちょっとだった体重が手術後は2キロまで減ってしまっていた。)
8月中は,果たして手術を受けさせたことがよかったのか,
正直,後悔することもあったが,
近ごろようやく体重も増え始め,元気になってきたような気がする。

猫は犬と違って,飼い主を自由でいさせてくれる。
鏡台の前で化粧をはじめると,「あっ,出掛けるんだ」というような顔をして,
まとわりついてこなくなる。
仕事で帰宅が遅くなっても,2,3日の旅行に出掛けても,
とりあえずいつもどおりに迎えてくれる。(ご機嫌は悪いが)
振り返ればそれにどんなに助けられていたことか!

たかが猫ではありますが,今回わたしは骨身にしみてわかりました。
今まであたりまえにわかっているつもりでいたことが…。
近しい人(猫)がずっと変わらず元気でいっしょにいられるわけではないこと。
まわりの人が元気だからちゃんと働けているということ。
だから,一人で頑張っているわけではないこと。

心に留めておこう,と思う今日このごろ。

(17:45)