2007年07月

2007年07月27日

出版部係会の話題が続いていますが,
ちょうど一週間ほど前,上伊那の出版部係会に出席しました。
去年入社したときは,もう係会は終わってしまっていたので,
私にとっては,今年がはじめての係会出席になります。

ふだんは長野の出版部の部屋内で仕事をしていることがほとんどですので,
先生方と,それもあんなに大勢の先生方とお会いするチャンスはあまりありません。
特に南信の郡市の先生方とは,ふだんは直接お会いすることがなかなかできないので,
係会の場で,直接ご意見をうかがえたことは,とても貴重な機会になりました。

自分の担当物について,はっとするようなご要望や,
中には厳しいご指摘もいただきましたが,そういった生の声をいただくことこそが,
よりよい教材にしていくためには欠かせないことだと思っています。
また,お褒めや応援のお言葉は,何よりのはげみになります。
ありがとうございました。



余談ですが。
伊那といえば,寒天が有名ですね。
夏になると,私は必ず食欲が落ちるので,そんなときに寒天は強い味方です。
寒天は整腸作用もある健康食品ですし,7・8月は各委員会も本格始動しはじめる時期で,
私も体調を崩している場合ではないので,
今年も寒天のお世話になりながら,夏を乗り切りたいと思います。

                                     HKでした。

(12:03)

2007年07月20日

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信教出版部では,このようなものも手がけています。
すでに手に取って読んでくださった方もいらっしゃるでしょうか。

『くらしと税金』は長野県租税教育推進協議会の発行で,
小学6年生の租税学習の資料として役立ててもらおうと作成したものです。
県下各税務署や県総務部の市町村課・税務課,
そして県内の先生方が編集に携わっています。

イラストや写真をたくさん使って,6年生にむけて作ったものですが,
大人が読んでも税についてわかりやすく知ることができます。
「長野県内でこんなところに税金が使われているのか~」
と,改めて確認,納得したり,
例えば公立学校の年間教育費や国民医療費の公費負担額など,
普段はあまり気にとめない数字を噛みしめてみたり…。

残念ながら一般販売はしていませんが,
県内各公立図書館,分館にもお届けしていますので,
興味をお持ちの方はぜひご一読ください。

(09:15)

2007年07月13日

 蒸し暑いジメジメした天気が,気持ちと体を「ぐったり」させてしまい何となく冴えない日が続いています。7月も半ばをむかえましたが,各学校においては,1学期の終盤ということで何かとお忙しい時期ではないかと思います。
 先週のブログにもありましたが,現在出版部は,「学校出版部係会」ということで各郡市におじゃまさせていただいております。私は,去年から出席させていただいており,今年は2年目の参加になります。
 初めて参加したときの記憶は,会の始まりから終わりまで常に緊張してしまい,先生方の意見等をメモするのがやっとでした。しかし,今年は2年目ということで多少ではありますが,気持ちに余裕をもたせて,メモを取ること以外にも,係会の終了後に残って教材を見ている先生から積極的に意見等を聞けるようにと自分に目標を課して臨みました。
 ところが,実際に係会に参加してみると,なかなか自分の思った通りにはいきません。しかし,同行した先輩に係会の中で発表する機会を与えてもらったりしながら,場の雰囲気に少しずつ気持ちを慣らしていきました。また,会が終了した後に教材を手にしている先生に声を掛けたりしながら,自分が編集に携わった「道徳資料集」の改訂の反応等を聞くことができました。
 何となく参加していた去年の係会からみると,今年の係会は少しではありますが,「成長している」と感じます。上司や先輩の姿を目に焼き付けてしっかり学習し,「一人でいきます」といえるように頑張っていければと思います。

(18:11)

2007年07月06日

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去る7月3日,木曽地区の学校出版部係会に出席してきた。

午前中のうちに準備を整え,お昼休み終了後出版部を出発し,いざ木曽へ。

長野インターから高速に乗り約1時間。塩尻で高速を降りて,国道19号線をひたすら木曽方面に
向かうこと更に1時間。途中,木曽漆器のお店や工場などが多く見られ,また「~宿」という表示が
何箇所かあったり,木曽義仲ゆかりの地というような看板も見られたりして,山の中の一本道
ではあるが,歴史と文化に裏付けられたいいところだなと感じた。
同行した後輩のT君は,何度か来たことがあるそうで「行楽シーズンには観光客でごったがえしますよ」ということばにも納得という感じであった。


目的地の木曽教育会館は,木曽川のほとり,福島小学校のすぐ近くにあった。

新しい建物ではないが,木造で手入れのいきとどいた,歴史と重みを感じさせる格調高い会館であった。
会館の先生方には,大変よくしていただいたことを,ここに感謝申し上げたい。

学校出版部係会とは,平成12年度より年1回,県下各小中学校の出版部係の先生方に郡市ごとに
お集まりいただき,我々出版部の教材や活動について紹介させていただいたり,
現場の先生方からのご意見を頂戴するために開催している会であるが,
木曽地区の先生方も,お忙しい校務の合間を縫って大勢会場にお集まりいただいた。
特にこの日は,天気がいまひとつで会の開始間際になって激しい雨が降ってきたにもかかわらず,
実に8割近くの出版部係の先生方が出席してくださり感謝感激であった。

今回の会議の内容としては,今年度改訂版を出版した道徳資料集についての報告や,
今年度使用するそのほかの教材の改訂のポイントを説明したり,また今現在お使いいただいている
教材や手帳/ノート類(諸表簿)の使い心地について,ご意見を頂戴したりしたが,
非常に多くのご意見・ご感想をいただき,またこちらの知らないものについてもご指導を
いただいたりと,1時間たらずの会議ではあったが,大変有意義な時間だった。

我々出版部にとって,現場の先生方の生の声というのは貴重な財産なので,当日お寄せいただいた声を
きちんと出版部に持ち帰り,今後に大いに役立てていきたいと思う。
これからも現場の先生方のご意見・ご要望を真摯に受け止め,よりよい出版物づくりに励んで
行きますので,今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。


さて,本日(7月6日)までに4郡市の係会が終了し,以後佐久,松本,上水内…と出版部の職員が
これから開催の郡市を訪問させていただきますが,なにとぞよろしくお願いいたします。


写真は木曽教育会館の近くを流れる木曽川



TY

(16:44)