2021年06月04日

2021年05月24日
この新しい平年値は,旧平年値と比べて何が違うのかというと,
年平均気温は全国的に0.1~0.5℃高く,降水量は季節によって多くの地点で10%ほど多くなるようです。
また,桜の開花についてもほとんどの地点で1~2日早くなるようで,
これらの要因には,地球温暖化や都市化(ヒートアイランド現象)の影響があると考えられています。
私の担当している社会科教材を制作する際において,
平年値は,地理分野の「雨温図」を作成するときに参考にしますが,
今後は,新しい基準に合わせて設問が作成されるように委員会の資料等を準備していきたいと思います。
昨年度は,新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言を受けて,全県で休校が目立っていたのですが,
今年度は,「学校の新しい生活様式」に沿った感染症対策が行われ,休校せずに学校生活が送られています。
また,GIGAスクール構想の実現による学校現場のICT化も急速に進んでいるようで,各教室にWi-Fiが整備され,授業等でタブレット端末等が活用されていることを耳にするようになってきました。
信教出版では,ICTを活用した教材として,
今年度の中学校新学習指導要領施行に合わせて改訂した『Listening Work』や,小学校の『算数チャレンジ学力調査』がお薦めの教材としてあげることができます。
お薦めの理由は,どの教材も子どもたちが確実に力をつけることができる構成になるよう内容を充実させていることや,初めての方も安心して使うことができるシンプルなウェブページであることが言えます。
その他にも,弊社教材等を使った授業をサポートするコンテンツがそろったウェブサイト「信教出版EDU-TREE」もお薦めです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2021年04月30日
さて,弊社では昨年度,小学校の新しい学習指導要領の本格実施に合わせて,5,6年生向けの英語教材『フォニックスとペンマンシップ』を世に送り出しました。
「フォニックス」というと,あまりなじみのない方もおられるかと思いますが,フォニックスとは英語の文字の綴りと発音の間にある法則を学ぶことです。例えば,日本語では「あ」という文字の名前は「あ」であり,「あ」がもつ音も同じく「あ」ですが,一方でアルファベットの「A」は,文字の名前としては「エイ」ですが,音は「ェア」となり,名前と音に違いがあります。ほかのアルファベットにも同様に名前と音がありますが,この教材ではアルファベットの綴りと音の法則(フォニックス)に着目し,筆記の練習をしながらアルファベットの音も理解することで,英語の綴りとともに正しい発音を身につけたり,英語が聞き取れるようになったり,初めて見る単語でも読めるようになったりと,のちのちの英語学習にも効果が出ることを願って作られています。
教師用付録CDがついており,ネイティブスピーカーによる音声が収録されていますので,発音に自信がない先生でも安心です。軽快なリズムに乗って楽しくフォニックスの練習ができるトラックもありますので,児童と一緒にノリノリで練習したり,授業の冒頭のウォーミングアップとして使用したりすることもできるのでおすすめです。
もちろん筆記の練習という点においても,書き順の例にしたがって4線の上に繰り返しアルファベットを書くことにより,美しく正しい筆記が身につくように工夫されています。また,巻末にはなぞり書きや自由練習ができるページが豊富に設けられていますので,単語や英文の充実した筆記練習も可能となっております。
『フォニックスとペンマンシップ』,ぜひ弊社HPで詳細についてご確認ください。
http://www.shinkyo-pub.or.jp/text/tc0031.html
TY