2020年03月06日

 久しぶりの更新になってしまいました。
 今,世界では新型コロナウイルス感染症が拡大しており,日本国内の感染者は1000人を超えたとのことです。
 大勢の人が集まるイベントが中止や延期になったり,スポーツの試合が無観客試合になったり,様々な施設が休業したりするなど,多大な影響が出ています。今回の新型コロナウイルス感染症の拡大にともなって,ほとんどの人が何らかの影響を受けているのではないでしょうか。
 中国で流行し始めたころには,こんなに身近な問題になるとは想像もしていませんでした。私自身も,楽しみにしていた予定が中止になり,残念な気持ちを味わいました。しかし,こればかりは仕方がないと割り切るしかありません。

 そして今週からは,全国の小中学校,高校で臨時休校が始まりました。突然の決定に,学校でも家庭でも混乱が生じたことと思います。
 学校が休校になり,子どもが家にいる時間が長くなります。その状況に対応するため,複数の企業がインターネット上で様々なサービスを開始しているそうです。例えば,子ども向けの電子書籍や雑誌を無料で配信している企業や,オンラインの学習教材を無料で利用できるようにしている企業などがあります。こういうとき,インターネットの便利さを改めて感じます。
 その一方で,インターネットでは,トイレットペーパーやティッシュペーパーが品薄になるというデマが瞬く間に拡散されました。各地で買い占めが起こり,デマだということが報道されても,品薄な状態が続いています。生活必需品のため,なくなったら不安だから買っておきたいという気持ちもわかります。しかし,本当に必要な人が買えないという状況が起こらないように,家に予備がある場合は買うのを控えるなど,冷静な判断をしなければと思います。

 いつまで新型コロナウイルス感染症の影響が続くかわからない状況ですが,少しでも早く終息することを願うとともに,自分自身も予防に努めたいと思います。


(16:28)

2020年01月24日

 甲斐の虎・武田信玄の五男,仁科盛信をご存じでしょうか。
 
 天正10年。織田信長による武田討滅戦は大詰めを迎えていました。
 武田は重臣たちが次々に織田方へ寝返り,諸城も降伏。当主・武田勝頼の弟である盛信が守る高遠城も,敵軍の大将・織田信忠から降伏を呼びかけられます。しかし,盛信は徹底抗戦を貫きました。押し寄せる数万の織田軍を相手に,三千の城兵を率いて戦い,武田氏最後の武将として二十六歳の生涯を終えます。
 
 盛信は,長野県歌『信濃の国』の5番にも,「仁科の五郎信盛も」と歌われて登場します。(「盛信」か「信盛」かは史料によって異同があり,本書でも触れています。)
 彼は一体,どんな武将だったのでしょう。兄の武田勝頼は,最初は諏訪氏を継ぎ,盛信は仁科氏を継ぎました。それぞれが,信玄に滅ぼされた名家を継いでいたのです。しかし,最終的には勝頼が武田家当主となり,盛信は仁科を名乗りながらも,高遠城で武田の最後を象徴する激戦を繰り広げ、武田武士の武勇を見せつけて散っていきます。二人のたどった運命とはどんなものだったのでしょう。そして盛信が継いだ仁科の家とは。武田と織田・徳川が繰り広げた高天神城の攻防とは。滅亡直前に韮崎に新府城を築いた勝頼の思惑とは。高遠城の戦いの様相とは―。
 仁科盛信について,もっと知りたくなりませんか?
 文書・史料を丁寧に読み解き,仁科盛信の実像にせまった探究の書『仁科盛信と武田氏』は,しんきょうネット,Amazon等でお求めいただけます。

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(15:32)

2020年01月10日

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

  『凪のお暇』を発端にした文章の後,「長のお暇」になってしまいました。いつもブログを書きながら,読んでくださっている方がいるんだろうか,と思っていましたが,「近頃ブログはどうしたの」と言ってくださる方が何人かいて,ちょっとうれしい気持ちになりました。

 休止したわけではなかったのですが,ブログのお引越しがあり,新しい方法が億劫で何となく更新できずにおりました。年が明けたらと思っていましたが,習慣とは恐ろしいもので,順調に更新していた時は書けたものが,少し間を開けた途端,何を書いたらいいんだろう状態になってしまい,今頃の新年のご挨拶になりました。

 長々と「長のお暇」の言い訳をしましたが,そうこうしているうちに,信教出版は,令和2年度の小学校新教材の仕上げの時期を迎え,今まさに佳境という状態であります。この時期にどんな風に仕事に取り組むかが,仕上げを左右するといってもよいと思います。今回は,この忙しさを予想してスタッフ全員,インフルエンザの予防注射をしたせいか風邪をひく者もおらず,それぞれ真摯に仕事に取り組んでいます。

 長く使っていただいている,長野県のスタンダードとも言える教材の改訂版,そして,学校現場のご意見・ご要望から企画立案した新教材。ここを乗り切って,早く先生方,児童の皆様にお届けしたいとわくわくしています。

 この間,長野県は,台風19号による大きな被害を受け,学校も,先生方や児童生徒の皆さんの中にも,そしてスタッフの中にも被災した人たちがいます。信教出版も,信教出版の販社であるしんきょうネットも,学びの場が少しでもスムーズに動くようにそれぞれできる限りのことをさせていただいておりますが,以前の日常に戻るには,まだまだ時間がかかることと思います。

 少子化の問題,デジタル化への対応,はたまた地球温暖化などなど,枚挙にいとまがないような問題をはらんだ一年の幕開けではありますが,自分でしっかり考えることができる子どもたちが希望ではないかと思います。大げさですが,そんな教育の一端を担っているという自覚をもって,今年も前進してゆきたいと思います。



(17:35)