2022年03月18日

 今年も始まって2か月が経ち,時の流れの早さに圧倒されています。年々,年を重ねる度に早く感じてしまい,一日一日を後悔のないよう過ごしたいと思っています。
 私は毎年元旦に,その年の目標を立てる事を習慣にしています。毎年些細なことでも目標を立てて実行に移し,一つでも達成ができたらそれが成功体験となり自信がつくと思います。今年は大きく分けて4つの目標を掲げました。中でも特に,自身のブログの更新に重点的に取り組んで行きたいと考えております。
 食べ歩きが趣味の私が,主に信州各地を駆け巡って気に入ったお店をブログに掲載し,より多くの人に長野県には美味しい食べ物が沢山ある事を知ってもらいたいという想いで8年前に始めました。しかし,肝心の文章を書く事自体が苦手なのと,長続きがしない性格も相まって数年前から更新せずにいます。
 開設当時は,あらゆる幅広い世代の人が閲覧するインターネットの世界ではあっても,細かい事は気にせず自分の好きなように自分の感じた事を思うがままに自由に表現しようと思って記事を書いていました。ですがここ数年前から自己中心的に至らぬよう,サイトを訪れる読者のことを踏まえて,お店の魅力を発信するために多角的に情報伝達をすることを念頭に置いて書くように心掛けていました。
 さて,更新にあたって実は公開前の下書きの段階の記事があるため,まずは今年こそずくを出して清書し投稿の最終段階までもって行きたいのですが,「この文章表現で伝わるのか?」とか「メニュー写真は見やすいか?」と気になる箇所が出てきて躊躇してしまいます。しかし,それではいつまで経っても前へ進めません。案ずるより産むが易しというように,悩むよりも行動に移してみないと見えない景色もあると思うので,自分の想いの丈をブログという情報通信サービスに乗せて積極的に更新していきたいです。
 こちらの信教出版のブログは,社内で制作している教科書に学習書,書籍などに関する情報や日々生活をしていて感じた事などを投稿し発信をしています。私個人のブログと同様に,読者の皆さんに弊社で制作中の本の魅力を各担当者の視点から具体的に深掘りをしたり,目まぐるしく変化を続ける教育業界に出版活動を通じて寄与したいと日々思索している様子をブログを通してお伝えしています。

 来月から新年度です。今年度の冬は例年以上の積雪に見舞われて,気温も一段と冷え込みました。徐々に暖かい気候に移り変わってきていて,春の訪れを待ち遠しく感じています。「継続は力なり」ということわざ通り,冒頭にも記しました目標を達成する事ができるよう日々の生活を有意義に送ることに努めたいです。



(16:11)

2022年02月18日

 みなさんは普段,音楽を聴きますか? 私は昔から音楽を聴くのが好きで,今は主に通勤中や車の運転中に聴いています。
 先日,ふと中高生の頃によく聴いていた曲が聴きたくなり,利用しているサブスクの音楽配信サービスで検索してみたところ,すぐに見つかり,聴くことができました。
 近年では多くのアーティストがサブスク解禁しており,大抵の楽曲は音楽配信サービスで聴くことができるという印象です。CDを買ったり,ダウンロードしたりするほどではないけれど聴きたいという場合に便利だと感じます。
 今はスマホで音楽を聴くことが多いですが,中高生の頃はまだスマホは一般的ではなく,私は主にウォークマンで音楽を聴いていました。聴きたい音楽があれば,CDを買うかレンタルして,ウォークマンに取り込んでいました。しかし,聴きたいからといってCDをすべて買うことができたわけではないし,レンタルの取り扱いがないものもありました。そういう場合は仕方がないので,音楽番組などで聴けるショートバージョンで我慢していた記憶があります。
 その時のことを考えると,音楽配信サービスで手軽に聴きたい音楽を聴けるようになったのは喜ばしいことで,「いい時代になったな」と感じます。一方で,自分の中での音楽を聴くありがたみは薄れてきてしまっている気もします。どれだけ便利な時代になっても,音楽が聴けることのありがたさは忘れないようにしたいと思います。
 さて,時代といえば,GIGAスクール構想により,小中学校で一人一台のタブレットPCが整備されました。これについては,「そういう時代か」とのんきに言っていることはできません。ICT活用のために,私たちにできることを考えていかなければならないと思います。



(17:17)

2022年01月14日

 長野県下の子どもたちの詩を集めた作品集,第68集『信濃子ども詩集』が発行されました。今回も,日々の喜びや悲しみを素直に心からうったえる子どもたちの声が,この詩集から聴こえてきます。
 コロナ禍による休校や,リモートに関する作品を見て思うのは,やはり『信濃子ども詩集』は,子どもたちの目で時代を反映しているものなのだということです。以前このブログに,昭和36年に伊那谷を襲った集中豪雨・通称「三六災害」のことを書いた際,当時発行された本書を見てみたら,災害と向き合ったと思われる子どもの詩がありました。こんなふうに,これから先,第67集や第68集をふと開いたら,「ああ,この時代はコロナ禍で大変だったな。大人だけでなく,子どもたちも大変だったんだな。」と思い返すときがくると思います。
 一方で,時代を経ても変わらないものもあります。私が生まれた年(三十年以上前)に発行された本書と,第68集を読み比べてみました。時代は違えど,どちらも自然への驚嘆,小さな生き物への慈しみ,家族との日々,学校での頑張り,環境問題,戦争や平和への思いが,ありのままの瑞々しい感性で綴られています。
 子どもたちの作品をいつか読み返し,「こんな時代もあった」と感じるのも大事かもしれません。
 
 第68集『しなの子ども詩集 1・2・3年版』
    『信濃子ども詩集 4・5・6年 中学版』
 在庫僅少です。ご注文はしんきょうネットまで。



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